LINE、7月から国内で仮想通貨取引所をスタートか
メッセージングアプリを運営するLINEは、近いうちに仮想通貨交換業者としての登録が完了し、早ければ7月中に国内で仮想通貨の取引業を開始するとブルームバーグが報じた。
ブルームバーグによると、匿名の関係者が以下のように語ったという。
LINEのブロックチェーン関連事業を手掛けるLVCは、金融庁の審査を経て今月中にも国内事業の前提となる登録業者として認められる見込み。
登録が完了次第、LINEは「BITMAX」という仮想通貨取引所を数週間以内に開設し、ビットコインをはじめ、LINEの手掛けるトークン「LINK」などの売買や送金サービスが開始されるという。
LINEは昨年7月にシンガポールを拠点とした仮想通貨取引所「Bitbox」とを設立したが、日本と米国居住者は利用対象外となった。
この報道に関してLINEの広報担当者はコメントを控えているが、国内約8,000万人を誇るLINEユーザーに一斉にアプローチできるという点では大きな話題となりそうだ。
今月18日、Facebook社が仮想通貨「Libra」を発表したが、今年は大企業が仮想通貨業界に参入する流れが増加しそうだ。