NEM 正式にカタパルトベータ版を起動

NEM 正式にカタパルトベータ版を起動

日本で人気の仮想通貨NEMが、3月25日午前、公式Twitterにて正式にカタパルトベータ版を起動することを発表しました。

NEMの基本情報

NEM(ネム)とは「New Economy Movement(新しい経済運動)」というプロジェクト目標の略であり、金融や経済の自由を創造し新しい経済活動を目的としたプロジェクトです。Bitcoinの問題を解決した次世代のビットコイン2.0+という位置づけの仮想通貨になります。

通貨単位はXEM(ゼム)といいますが一般的にはNEM(ネム)と呼ばれることの方が多いです。

カタパルトとは?

カタパルトとは、NEMの機能をアップデートできるプロジェクトのことです。

Zaifを運営するテックビューロ社と、NEMの開発陣チームが共同で開発したmijinは、Zaifの運営会社テックビューロ社が開発するプライベートブロックチェーンで、金融機関から個人まで誰もが簡単にプライベートP2Pネットワークとして利用できるように開発された汎用プラットフォームです。

mijinを実装すると速い・安い・安全の3つの高いパフォーマンスを実現できます。

「ゼロダウンタイム」というブロックチェーンの消せない・改ざんできない・盗めないという技術をそのままにしており、mijinを複数のクラウドサーバー上に立ち上げると、ノード同士が自動的にコンセンサスを取りながらデータをブロックチェーンに記録します。万が一、障害や外敵からの攻撃で複数のノードが機能停止になったとしても、残りのノードが機能していればサービスは止まることなく、データも消えることはありません。この技術によって高いセキュリティ高いコストパフォーマンスを実現することができます。

取引速度も1秒間に4000取引が可能になるとされており『速い・安い・安全』の実現が可能になります。

今後のNEMの考察

取引の速度がリップルの1秒間に1000取引に比べ、4倍の4000取引を実現できます。また、NEM関連でコインチェック社がハッキング被害にあいましたが、NEM自体のセキュリティに問題はなく、また今回のカタパルトにより、さらなる強化も期待できます。

日本人に愛されるNEMが今後、実際に実装されどうのように活躍していくか注目です。