StepN人気爆発!ネイティブトークンGMTが8億6,000万ドルの時価総額に急上昇

StepN人気爆発でネイティブトークンが急上昇

歩いたり走ったりして稼ぐStepN(ステップン)が2021年12月にリリースされて以降、Move-to-Earn (※1)アプリは、GameFiまたはPlay-to-Earn (※2)ブロックチェーンスペースで群衆を引き寄せるようになり、StepNのネイティブトークンGMTが8億6,000万ドル(約1,095億円)の時価総額に急上昇したことが分かった。

(※1)Move-to-Earn(M2E)=身体を動かすと報酬が発生する仕組み(動いて稼ぐ)
(※2)Play-to-Rarn(P2E)=ゲームで遊ぶと報酬が発生する仕組み(遊んで稼ぐ)

StepNの共同創設者であるジェリー・ホアン(Jerry Huang)氏によると、世界中で約200万~300万人のユーザーがこのアプリを積極的に使用しているという。他のメガヒットWeb2.0ゲームが持つ1億人のプレーヤーと比較すると、これは小さな偉業となるが、リリースから5カ月しか使用されていないライフスタイルアプリにとって、仮想通貨市場における大きな進歩と言える。CoinMarketCapの調べによると、StepNのネイティブトークン(GMT)は、5月26日12時時点で、1GMT=174.5(1.4ドル)円前後で推移しており、時価総額は1,046億円を超えており、24時間の取引量は537億円を超えている。

StepN GMTとは

StepNは、ユーザーがNFT(非代替性トークン)スニーカーを使用して物理的な動きから稼ぐことを可能にするMove-to-Earnアプリである。

ユーザーは、犬を散歩させたり、屋外で走って新鮮な空気をキャッチしたりするだけで、ネイティブトークンであるGMTを簡単に獲得でき、GMTを使用すると、デジタル商品の支払いや、プラットフォームでの投票や賭けができる。StepNアプリはホアン氏によって作成され、オーストラリアのヤン・ロン(Yawn Rong)氏によって共同設立されている。同アプリは、2021年10月初旬のSolana hackathon(ソラナハッカソン)で最初に導入され、イベントでは4位にランクされたが、StepNの露出により、初のベータユーザーが誕生している。

発売から2カ月が経過しても派手な広告キャンペーンは実施されことなく、収益を上げるためのアプリにはすでに多数のユーザーが登録していたという。NEXTMONEYの4月21日付特集記事「歩いて稼ぐSTEPNがアシックススニーカードロップで26%急上昇」でも報じたように、同アプリの人気は成長し続けている。ブロックチェーンコミュニティで一気に広がり、最終的には同開発チームが1日の登録数を制限しするほどの人気っぷりとなり現在もユーザーは増え続けている。

ホアン氏とロン氏は起業家兼ベンチャーキャピタリストであり、当初は自己資金によるStepNであったが、同プロジェクトを拡大して資金調達のために開放し、さらなる宣伝と強力なパートナーシップをもたらすことを決定した。

StepNが500万ドルのシードラウンドを封印

11月、創設者は約100人の投資家と話し合い、ピッチデッキを40回ほど変更しており、その際、すでに目標を達成した事で500万ドルのシードラウンドを終了している。

当時、創業者はまだ実製品を持っておらず、StepNは純粋なコンセプトであったため、投資家にアイデアを説明する事すら困難であったが、投資家が投げかける質問は、結果的に製品改善に役立ったとのこと。なお、StepNは、毎月300万ドルから500万ドル(約3億8,000万円~6億4,000万円)、最大1億ドル(約127億円)の純利益を得ており、誕生5カ月のゲーム化された収益アプリとしてはまったく悪くないと言える。

歩いて稼ぐSTEPNがアシックススニーカードロップで26%急上昇

2022.04.21

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