IOTA(アイオタ)、24時間で「10.86%」上昇|上昇理由は次期アップデート「Coordicide」の発表
仮想通貨市場は全体的な価格の盛り上がりを見せているが、昨日28日に仮想通貨EOS(イオス)は約15%の上昇率を記録した。現状の仮想通貨全体は、約1から6%の下落率を記録しているにも関わらず好調を見せている。
そして本日、時価総額15位に位置する仮想通貨IOTA(アイオタ)が急激な上昇を記録。IOTA価格は24時間の上昇率で10.86%を記録している。
さらに24時間の間に、取引量は4,400万ドルから4倍となる8,500万ドルに急増し、ボリュームの大部分は現在、世界最大の取引所であるBinance(バイナンス)が40%を処理している状況である。
そして今回、IOTAが上昇した要因は、次期アップデートである「Coordicide」の発表が要因であると考えられている。
IOTA Announces Coordicide Solution: A Distributed Ledger Technology which Removes the Barriers to Real-World Adoption. https://t.co/g7qdimiDew
More details on https://t.co/Gx8P2tMgtH#IOTA #Coordicide— IOTA (@iotatoken) 2019年5月28日
この次期アップデートである「Coordicide」 は、中央集権のリスクを回避するため、分散的なソリューションを提供するためのアップデートとなる。またスケーラビリティという面を兼ね備えた、分散型のプラットフォームを実現することが目標としているという。
仮想通貨市場では中央集権から分散型へと移り変わっており、最近ではバイナンスDEX(分散型取引所)がローンチしたなど、世界的にリスクの削減がおこなられているため、今後も注目が必要である。