米証券取引委員会(SEC)、BitwiseのビットコインETF申請の決定を延期
米証券取引委員会(SEC)は、Bitwise Asset Managementから申請されていたビットコインETF(上場投資信託)の決定を延期することを発表した。
Bitwiseはニューヨーク証券取引所でビットコインETFを発売することを目的として、2019年1月にSECに申請を行っていた。
当初は3月16日に審査の可否が決定される予定だったが延期となり、今回5月16日に予定されていた期日も延期される形となった。
一方で、欧州委員会はVanEckとSolidXのビットコインETF申請を5月21日に決定する予定となっており、現時点で延期の発表はない。
ビットコインETFが上場すると、仮想通貨業界にとっては大きな起爆剤となり大量の投資家が参入し、多くの資産が流入してくることが期待されている。
しかし、前例のない新しい商品であること、投資家保護、価格操作疑惑などの観点から、規制当局もビットコインETFの審査に関しては慎重になっている。
多くのビットコインETFの承認が先送りになっているが、全会一致の否決になっているケースは少ないため、可決される日は近いだろうと見ている専門家もいる。