ビットコイン(BTC)、全ての金融市場を凌駕する|トランプ大統領による中国製品の制裁関税引き上げ表明によるBTC上昇か

ビットコイン(BTC)、全ての金融市場を凌駕する|トランプ大統領による中国製品の制裁関税引き上げ表明によるBTC上昇か

ビットコイン(BTC)は日本が長期連休に突入し、4日にはビットコインの価格は5,812ドルまで上昇。約7%近い上昇率を記録している。さらに本日7日には、5,939ドルまで上昇し、今後ともに急激な上昇を期待させている。

そして現在、ビットコインをはじめとする仮想通貨市場が急激に成長しているのだ。世界中の取引所はもちろんコモディティ、さらには決済通貨としえ使用されているビットコインは2019年年始から約60%近い上昇率を記録し、他の金融市場と比べても、その上昇率と急激に時価総額の上昇は著しく、他の金融市場をも凌駕する可能性も見えてきた。

最近のビットコインの上昇は、世界中の金融市場が全面的に高く評価され続けているグローバル現象の一部ではあるが、2019年現在、株式、債券、クレジット、コモディティ、さらには仮想通貨が上昇し、最近では米国株式などもさらなる拡大が記録されている。

現在、ニューヨーク証券取引所やNYSE American、NASDAQに上場している米国の大企業500銘柄の株価を元に算出される株価インデックスである「S&P500」は2019年年始から約13%の上昇を記録。

また、「S&P500」はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスというインデックス企業が算出しており、同企業が算出する世界のコモディティ市場全体の動きを表す商品インデックスである「S&P GSCI商品指数」も同様に、約15%近い上昇率を記録しているなど、金融市場全体が好調だ。

しかし、先ほど説明したようにビットコインの成長や上昇率は異常な数値を記録しており、現時点では他の金融市場のインデックスをはるかに上回っている。

さらに米国のトランプ大統領は今月5日、中国製品の制裁関税引き上げを表明。その影響を受け原油価格は急落している。また今後ともに米中の貿易摩擦が激化することが予想され、原油需要が大幅に落ち込むことが考えられている。

トランプ大統領の表明もあり、ビットコイン価格は5日の5,669ドルから本日までに5,939ドルまで上昇。5%近い上昇率を記録している。