PUMP、ICO後に50%以上暴落=エアドロップはすぐに実施しないと創業者が明かす

Pump.funのカプセルをモチーフにしたデジタルイラスト。法的リスクを示唆するデザイン。

PUMPがICO後に50%以上暴落

ミームコインローンチパッド「Pump.fun」のネイティブトークンであるPUMPは、エアドロップの話題が薄れつつある中、プレセールから2週間足らずで50%以上暴落した。

ミームコインローンチパッドのエアドロップの話題が冷めている事が要因となり、PUMPはプレセール以降、50%以上下落。CoinMarketCapによるとPump FunのネイティブトークンPUMPは、約60%下落し、0.0036ドルとなった。これは、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)価格の0.004ドルを下回り、最高値の0.009ドルからは50%以上下落していることになる。

今回の下落は、Pump Funが最終的にどのような「ユーティリティメカニズム」を搭載するかをまだ検討している最中に発生。Pump Funの利用率は当初の高値を取り戻すことができず、「Adam_Tehc」はXで、プラットフォームの1日あたりのトークン発行数が1万枚を下回っていることを指摘している。

エアドロップはすぐには実施しない

ICO時の価格は当初0.004ドルであったが、ローンチイベント後に0.0067ドルまで急騰。その後、数日ですぐに0.005ドルを下回っている。

2025年7月22日(火曜日)の時点でICO価格を下回り、プロジェクト責任者のアロン・コーエン(Alon Cohen)氏がエアドロップはすぐには実施しないと発言。これを受け、下落が続いており、マイケル・“ThreadGuy”・ジェローム氏とのインタビューで次のように述べている。

エアドロップに関しては、TGEを最初に発表した際にお約束した通り、必ず実施します。私たちは、このエアドロップが有意義なものとなり、かつ確実に実行されるようにしたいと考えています。私たちは、エコシステムへの注目と盛り上がりを取り戻すことに注力しています。エアドロップはすぐには実施されませんが、タイムラインや詳細が分かり次第、お知らせします。

日本語訳:
PUMPが下落し続ける中、マチビッグブラザー氏のPUMPロングポジションは現在580万ドル以上下落していますが、彼はまだ倍増してPUMPロングポジションをさらに追加しています。

PUMPに対する投資家の感情は複雑に分かれており、Lookonchainが追跡しているデータによると、通称Machi Big Brotherとして知られるジェフリー・ファン(Jeffrey Huang)氏は、PUMPの急落により580万ドル(約8.5億円)以上も損失を出しているものの、現在もPUMPのロングポジションを増やしている。

 

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。