バイナンスCEO、「クレイグ・ライトはサトシではありません。これ以上は我慢できない。上場廃止!」とツイート
世界トップクラスの仮想通貨取引所Binance(バイナンス)のCEOであるCZ氏は12日、仮想通貨ビットコインSV(BSV)の生みの親であるクレイグ・ライト氏に対して不満をぶつけた。
CZ氏は12日、自身の公式ツイッターにて「クレイグ・ライトはサトシではありません。これ以上は我慢できない。上場廃止!」と呟いたのだ。
Craig Wright is not Satoshi.
Anymore of this sh!t, we delist! https://t.co/hrnt3fDACq
— CZ Binance (@cz_binance) 2019年4月12日
CZ氏がツイッターにて呟いた「クレイグ・ライトはサトシではありません。」というのは、以前からクレイグ・ライト氏自身がが発言してきた「私はビットコインの誕生のきっかけとなった人物であるナカモトサトシである。」という発言を大きく否定するものである。
また、今回のCZ氏の発言の背景には、先日、ライトニングネットワークの普及を目指している「Lightning Torch」の創設者である人物が、クレイグ・ライト氏に対して「詐欺師」というツイートをしたことがきっかけのようだ。
これに対してクレイグ・ライト氏は、「Lightning Torch」の創設者を名誉毀損であるとして訴えると発言。これ流れを止めるべく、CZ氏がこのような発言をしたのではないかと噂されているが、本当のツイートの真意はわかっていない。
ビットコインSVがバイナンスへと上場したきっかけは2018年11月16日(AM1:40)、ビットメインの創設者であるジハン・ウー氏と、ビットコインの神として知られるロジャー・バー氏率いるBitcoinABC(ビットコインABC/BCHABC)と、クレイグ・ライト氏率いるBitcoinSV(ビットコインSV/BCHSV)が対立し、ビットコインキャッシュ(BCH)が分裂し、BSVが誕生した。
本当にBSVが世界最大の取引所であるバイナンスにて上場廃止になることになれば、BSVへの価格の影響は大きなものとなるかもしれない。