PayPalやGoogleのベテランエンジニア、Bakkt(バクト)のCROとして採用
ビットコイン先物取引を予定している仮想通貨プラットフォームBakkt(バクト)は11日、決済システムを提供するPayPal(ペイパル)およびウェブブラウザを提供するGoogle(グーグル)でベテランのエンジニア幹部として勤めていたMike Blandina氏を、バクトの最高製品責任者(CFO)として採用したことが明らかになった。
今回の採用が明らかになったのはバクトのCEOであるKelly Loeffler氏が、同社の公式ブログにて発表。採用の発表について同CEOは、次のように人材の大切さを説明している。
「Bakktを構築するための最も重要な側面は、技術ではありません。それは人間です。革新的な会社をゼロから構築することで、デジタル資産に対する私たちの共通のビジョンを実現したいと願っていて、実行して提供するために絶え間なく努力している、先駆者と実行者のチームを結成できます。」
バクトの仮想通貨市場に関する動きは活発化しており、今回の人事採用はもちろん、出資についても大きく動き出している。
バクトは今年1月、様々な投資家および企業などから総額およそ1億8200万ドルの資金調達を成功させており、そのうち世界億万長者ランキングに常にランクインしている李嘉誠氏が、この資金出資の一人として参加していることが明らかになっている。
これらの出資や人材採用の主な目的や、事業展開に関する報告や発表は行われていない。しかし、バクトはビットコイン先物取引の承認を申請しており、昨年12月のビットコイン先物取引の延期から4ヶ月が経過しようとしている。
バクトがぜ現在m提供しているサービスは、ビットコインを法定通貨(ドル)にかえ、クレジットカードのように店舗で使用できるようにするサービスや、現物のウォレット管理の役割を提供。すでにBCG(ボストンコンサルティンググループ)、スターバックス、マイクロソフトなど、多くの企業との提携を進めている。