またもトム・リー氏が発言|「現時点のビットコイン(BTC)の価格は、適正価格に達していない」
ビットコインを始めとする仮想通貨市場全体は2日、急激な価格上昇を記録し、BTCに関しては一時的に60万円近くまで急上昇した。上昇率も1時間で30%ほど上昇しており、2017年のボラティリティを彷彿させた。
そして今回の上昇に伴い、米国Fundstrat社の創設者であり、BTCをはじめとする仮想通貨市場のアナリストとして知られるトム・リー氏が、ビットコインの現在の適正価格ついてCNBCのインタビューに対して答えた。
トム・リー氏はビットコインに関して楽観的な考えを持つ人物の一人であり、2018年から市場の分析についてインタビューにて言及している。しかし、その発言と結果とは裏腹に大きく外れることが多く、ユーザーからの信用はイマイチなところである。
そして今回、同氏は今回のビットコインの上昇について自身のこれまでの発言を背投下するのを信じていることはもちろん、「現時点のBTCの価格が適正価格に達していない。」とCNBCのインタビューに対して発言した。
同氏が考える適正価格は、自身が使用する指標で考えると約64%も低い値で取引されているようだ。この自身が使用する指標の内容は、ユーザーあたりのアクティビティ数と組み合わせたアクティブなビットコインアドレスの数に基づいて評価している。
「強気(市場)期間中の商品、そしてビットコインはその200日(移動平均)を超えています。 -通常、損益分岐点の2〜2.5倍で取引されています。それでそれはあなたをおよそ14,000ドルにするでしょう。しかし、弱気市場では、損益分岐点以下で取引する可能性があります。」
さらにインタビュー中には、リスクヘッジの要素を踏まえ、「投資家がポートフォリオの1%または2%を暗号通貨に割り当てるべきである。」と発言。ビットコインへの信用を伝えている。