ブルームバーグアナリスト、仮想通貨に警笛を鳴らす|ビットコイン市場分析
ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨市場は、2019年に突入した現在、大きな暴落や上昇は見せていないものの安定している。しかし、ブルームバーグのアナリストは11月の暴落へと再び突入する可能性があることを示している。
ブルームバーグのアナリストは13日、ビットコインが再び勢いを失う可能性があることを示す記事を公開した。
今回、テクニカル分析を行なったMike McGlone氏は冒頭にて「ビットコインのMACD(移動平均収束拡散指数)は、2月中旬か着実に低下しています。これらのシンボルから逸脱するとき、その傾向は終わったこと意味しています。」という説明を行なった。
同氏はこれまで金融市場で活用されてきたMACD(移動平均収束拡散指数)を使用し、10月から現在に至るまでの仮想通貨市場を分析。次のように自身のテクニカル分析を説明した。
「長期チャートでは、ビットコインは買われ過ぎる可能性があることを示唆していますが、それでも需要が価格を下げれば売り手は市場から撤退する可能性があります。
10月から12月にかけて50%減少したのと同様に、仮想通貨市場はさらに深刻な下落に備えている。状況は崩壊直線の11月に似ています。価格はより狭い範囲で統合されており、業界全体が低価格への道を再開するために熟しています。」
eToroのシニアマーケットアナリスト
またeToroのシニアマーケットアナリストであるMati Greenspan氏は、過去3ヶ月でビットコインが20%近い上昇を見せたことについて「悪いパフォーマンスではありません。」と、ビットコインに対して肯定的であり、期待を持っている。
また、現状の仮想通貨市場を次のようにたとえている。
「我々が暗号の冬の最高潮に近づくにつれて、我々は実際にここ数週間のうちにいくつかのアルトコインが素晴らしい利益をもたらしているのを見ています。私たちは今、業界のインサイダーがアルトコインシーズンと呼ぶのを好むのです。」