リップル社のプロダクトであるxRapidを最初に導入したEuro Exim Bankが、リップル社との提携を発表した。このパートナーシップは、銀行間の流動性を高めることを目的としている。
Euro Exim Bankが認めるリップル社の製品とは
Euro Exim Bankの責任者であるKaushik Punjani氏は、同銀行が銀行の支払いシステムを改善するxCurrentとxRapidのテストをする予定であることを明らかにしている。
リップル社との提携によって、Euro Exim Bankは国境間の支払い方法をより安価に効率的に行うことができるという。法令遵守責任者であるGraham Bright氏によれば、同銀行はリップル製品である仮想通貨XRPとxRapidを80ヶ国で試験的に採用する予定であるとのことだ。それらの製品をより良いプラットフォーム構築に役立て、制限のない支払いシステムを実現するという。
Exim Bankは昨年10月にサンフランシスコで開催されたリップル社のSwellカンファレンスから仮想通貨リップルに興味を持っており、以下のように述べている。
「私たちは、リップル社の技術が国境間の取引において、より簡単に素早く支払いを完了させることができると期待している」
リップルはSWIFTに置き換わるのだろうか
リップルのコミュニティは、Exim Bankが従来のSWIFTではなくリップルの採用を始めたことを好意的に受け取っている。Youtubeでも今回の提携に関する説明動画が公式チャンネルで見ることができる。
20年以上SWIFTで要職に就くBright氏は、ユーザーが今回の提携が成功することを望んでいるようだと述べている。
リップル社はすでに200以上の企業と提携している。リップル社のCEOであるBrad Garlinghouse氏が先日のインタビューで語った内容によれば、より多くの銀行がリップルを採用する準備ができているそうだ。
リップルの普及はさらに急速に行われ、多くの銀行がこのプラットフォーム上で取引にすることになるだろう。