取引所バイナンス|ICOプロジェクトを援助する「ローンチパッド」の再開を発表
世界で年間トップの取引量を誇る仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は3日、仮想通貨市場に新たなトークンの販売プラットフォームとして「Binance Launch PAD(トークンローンチパッド)」を2019年のスタートさせることを自身の公式サイトおよび、公式ツイッターにて発表した。
#Binance Launchpad Will Feature New Projects in 2019https://t.co/vso8jm6iOf pic.twitter.com/YWqNILxsV9
— Binance (@binance) 2019年1月3日
バイナンスの発表では「ブロックチェーンを活用したICOプロジェクトが資金調達し、仮想通貨市場でのトークンエコシステム全体でのリーチを拡大するのに役立ちます。」と述べ、次のようにローンチパッドの必要性について述べている。
「これらを実現するには、プロジェクトトークンを最大1000万人以上のBinanceユーザーに提供します。このプラットフォームで私たちはユーザーに潜在的にゲームを変えるプロジェクトの一部になる機会を与えます。」
トークンローンチパッドとは
トークンローンチパッドでは、多くのICOプロジェクトをサポートし、昨年の2018年まで低迷していた仮想通貨市場のICO分野の活性化を目的としているようだ。
トークンパッドを使用するICOプロジェクトは現在、バイナンスが抱えている1000万人以上のユーザーに対してトークンセールおよび、販売サポートを援助してもらえることとなる。すでに2017年8月されているロンチパッドでは「Bread」と「Gifto」がトークンセールを実施し、合計で約950万ドル(約10億円)の資金調達されている。
また、これからバイナンスがICOプロジェクトを促進、サポートを目論んでいるトークンパッドは、バイナンスによる「厳格な上場審査」され、ICPプロジェクトの上場は「毎月に1つ」上場することを発表している。
厳格な審査内容
トークンの上場およびトークンセールについてはバイナンスの自身の信頼性の確保および、ICO・仮想通貨市場の健全性を保つため、バイナンス独自の厳格な審査を活用してローンチパッドが運営される。
審査では、バイナンスローンチパッドのプラットフォームのリストアップされる前に厳格な審査を経て、プロジェクトの審査要因として以下の4つが発表れている。
- 比較的成熟した段階のプロジェクト開発
- 大規模採用への対応
- 強く献身的なチーム
- より広い暗号エコシステムの成長と発展に利益をもたらす可能性