いつもNEXTMONEYをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
今年は、世界最大規模のコインチェックのハッキング事件から始まり、ビットコインキャッシュのハードフォーク戦争があったりと2017年と比べても引けを取らないニュースが多くありました。
仮想通貨専門メディアとして1年間活動をしてきて、読者様や業界関係者様には大変お世話になりました。来年もNEXTMONEYを宜しくお願い致します。
NEXTMONEYは、権威性、オリジナル性、そしてユーザー様の声を代弁できるメディアとして今後も国内外で活動をしていきます。
今年は相場が調整フェーズに入り下落し続けましたが、その一方で参入企業やユーザーは増加しております。
今の資本主義社会では、メディアが流す情報で一方的にイメージがついてしまいます。始めて「仮想通貨」や「ビットコイン」という言葉を聞いた時どう思ったでしょうか。
平均すると、その時にメディアが相対的に報じてるイメージとして捉えると思います。信頼している人から聞けば、それがイメージになるかもしれません。
しかし、その信頼している人の情報源もまたメディアの情報がイメージとなっているでしょう。いつの時代も、社会的な常識や価値観はメディアを通して作られてきました。
日々ニュースや、取材を続ける中で感じていることは、仮想通貨に対するイメージや価値観です。もちろん取引所やプロジェクト側のイメージもあるかもしれませんが、それをユーザーに伝えるのはメディアの役割です。
ブロックチェーンの本質は、非中央集権的なデータの保存技術です。
しかし本質的な価値に気付いている人は、まだごく少数です。中央集権的な資本主義の社会構造で、非中央集権的なものがこれだけ流行するということは時代の節目が来ている証拠です。
そんな中で、できるだけブロックチェーン技術の本質にあったイメージを伝えていくことがメディアの役割だと思っています。
この半世紀で資本主義社会は、貧富の差をより激化させ「貨幣」に一番価値があるというイメージをつけてきました。
しかし、「情報」が「貨幣」より価値があるという事にようやく気付き始めてきた時代に、非中央集権的な情報の保存技術であるブロックチェーンがでてきたことには意味があると思います。
仮想通貨の時価総額を見てみれば、一目瞭然だと思いますが、気付きがあってもそこには大きな壁を感じざる負えません。仮想通貨の時価総額のランキングというのが今後10年で新しい時代の流れを見せてくれるでしょう。
2019年も、様々なニュースがあると思いますが、引き続き本質的なことを忘れずにメディアとして活動していければと思っております。
それでは、よいお年をお迎えください。
NEXTMONEY 代表 椎木