取引所ビットフィネックス|USDT/USDペアの証拠金取引サービスを開始
仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)は21日、同プラットフォーム上に新たな仮想通貨取引ペアである「USDT/USD」の証拠金取引サービスをスタートした。
ビットフィネックス によると、今回追加された「USDT/USD」の証拠金取引サービスの目的として、「プロトレーダーのニーズを確実に反映するように努力し、ユニークな取引戦略のために市場を差別化する注文タイプを提供する」説明し、投資家の取引を活発すること目的としているようだ。
Margin trading for USDT/USD pair on Bitfinex is now open. Read our announcement for more on what this means for our traders: https://t.co/kYZP6R1Yzq pic.twitter.com/wc5zsN4sh2
— Bitfinex (@bitfinex) 2018年12月21日
今回のサービスの導入の効果とは?
また、取引所ビットフィネックスを使用している投資家は「USDT/USD」レバレッジトレードを行うことが可能となり、大きな利益を出すことが可能になります。
今回の発表についてビッチフィネックは公式サイトにて次のように述べいる。
USDT / USDペアに証拠金取引を追加することは、より効率的な価格発見を可能にするだけでなく、リスク管理のための重要な動きにおいて、安定したコインに対して行われるエクスポージャーをヘッジする能力のロックを解除します。専用貸付市場に加えて、USDTは証拠金ポジションの担保として利用可能です。
レバレッジ取引とは、ユーザーや投資家が多額の証拠金(取引所内の資金)を保有していなくても、保有している資金に対して数倍から数十倍の金額を取引を可能にするサービスである。ビットフィネックスは現在、最大3.3倍のレバレッジ取引が可能であり、少額で大きな利益を出すことができる。
しかしその反面、投資家は予想と逆の市場に投資することとなれば膨大な負債が生じることにもなる。
ビットフィネックスとテザー(USDT)
取引所ビットフィネックスとステーブルコインであるテザー(USDT)の関係性は、仮想通貨市場で疑惑の目が向けれられている。しかし18日、ブルームバーグによって米ドルの準備金を保有しているとされているとした記事を調査記事をアップしているが、正式な調査ではない。
テザー社のUSDT問題は2018年1月、USDTの総発行枚数に相当する米ドルを保有しず、取引所ビットフィネックスを通じてビットコインの価格を操作しているとした匿名レポートが公開され、テザー社および取引所ビットフィネックスに対する疑惑が増幅する事態となった。
10月、バハマ連邦に本社を置き72年の歴史を誇る金融機関「Deltec Bank」と提携を発表。同日、公式の公開文書にてUSDT総発行枚数の相当する約17億7000万ドルよりも5500万ドル多い18億3000万ドルを保有していることを証明が、銀行の責任者や公式の印鑑、米ドルの準備金を証明した人物が未公開であった。