仮想通貨の決済システムなどを開発する「PundiX」が、ブロックチェーン搭載のスマートフォン「XPhone」を公開した。リリースは2019年第2四半期を見込んでいる。
開発中のXPhoneは従来のスマホのようにキャリアを必要とせず、各機が独立している。
独自のブロックチェーンである「FunctionX」により動作し、完全に分散したネットワークシステムを実現する。
FunctionXのシステム詳細は10月15日に公開される予定だ。
公式ブログのプレスでは以下のように述べられている。
中央集権型の携帯通信会社を必要とする従来の携帯電話とは異なり、XPhoneはそれを必要とせず独立して動作する。
また、XPhoneは電話番号を使用しなくても、ブロックチェーンノードを介しアクティビティをルーティングすることで、様々なメッセージやデータの送信が可能になるという。
PundiXのCTOと共同設立社のPitt Huang氏は、今週バリ島で行われた「XBlockchain Summit」で、スマートフォンとOSのブロックチェーン採用のスピードアップを望んでいると語った。
ブロックチェーン搭載のスマートフォンといえば、Sirinlabsが開発している「FINNEY」が先駆けて発売するが、今後のブロックチェーンスマホの競争が気になるところだ。