元ゴールドマン・サックスCEOがブロックチェーンスタートアップに参加

12日、元ゴールドマン・サックスCEOゲイリー・コーン氏がブロックチェーンのスタートアップ「Spring Labs」のアドバイザーとして参加することを発表した。

ゴールドマン・サックスCEOに続き、ホワイトハウスの経済顧問も努めていた、ゲイリー・コーン氏は次なるキャリアとしてブロックチェーンProjectの参加を選んだ。
Spring Labsは、ブロックチェーン技術を利用して、消費者のクレジットカードデータを安全に共有する技術開発に取り組んでいる。

2017年9月、アメリカの消費者信用情報会社「Equifax」がサイバー攻撃を受け、約1億4,300万人の米国の顧客に被害を与えた。
この被害者の数はアメリカ人の人口のおよそ半分に当たる、歴史的な大規模情報漏えい事件であった。
ここまでの被害になってしまったのは、Equifaxが中央集権型であったためであると言われている。

ブロックチェーン技術を使用すれば、これまでより安全で効率的なものになるという。

コーン氏は、ブロックチェーン技術がこれらの問題を解決する可能性があると捉えており、Spring Labsへの参加を「面白い機会」とし、以下のように述べた。

私は長年に渡りブロックチェーン技術に対し興味を持っていた。
SpringLabsは金融サービス業界にとって深い意味を持つネットワークを開発している。

この重要なビジネスとネットワークの開発、そしてSpringLabsのチームに支援できることにとても興奮している。

コーン氏はブロックチェーン技術に対しては興味を持ち、可能性を見出しているが、ビットコインやその他暗号通貨はサポートしていないとも述べている。

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