南アフリカの大学がブロックチェーン、デジタル通貨コースを開講予定

UCTがデジタル通貨コースを開講予定

UCT(University of Cape Town=ケープタウン大学)はデジタル通貨、ブロックチェーンのオンラインコースを新たに開講する予定であることが分かった。

UCTで新たに新設される予定のコースは、仮想通貨と仮想通貨市場の機会を活用する方法について学生を教育するためのデジタル通貨コースとのこと。より多くの学校が仮想通貨とブロックチェーンのコースを受講し続けている今、南アフリカ地域でトップ大学の1つであるケープタウン大学デモこの流れに乗り、2021年11月までにブロックチェーンとデジタル通貨に関する6週間のオンラインコースを開始すると発表した。

新たに開講する予定のコース名は「The Futureof Money(日本語訳:お金の未来)」で、学生は仮想通貨とそれらが提供する可能性を活用する方法について深く理解して行く。コース全体の後に証明書が発行されるという。ちなみに…、受講希望者は受講料693ドル(約77,500円)をトークンで支払う。

デジタル通貨とブロックチェーンについて適切な教育を

UCTは、その公式サイトの中で、短期コースで成功した人は、トレーニング全体の後に「ブロックチェーンテクノロジーが既存の金融システムにどのように適合するかを理解する」と説明している。

また、学生はトレーニング後に人気仮想通貨であるビットコイン(Bitcoin/BTC)やイーサリアム(Ethereum/ETH)およびその他の仮想通貨をどのように使用できるかについてより良い知識を持つだろうと述べている。このコースには、CBDC(中央銀行のデジタル通貨)の成長分野、それらが新興市場の視点から金融業界の将来にどのように影響するかについてのトレーニングも含まれている。コース終了後にUCTは、学生が作成する機会を活用するため、必要なブロックチェーンと仮想通貨に関する高度なスキルと最新の業界知識を身に付けられると自信をのぞかせている。

世界の学校で仮想通貨教育が話題に

UCTは、仮想通貨に関するクラスをグローバルに受講した世界初の学校ではない。

この傾向は、米国の他の学校でも顕著になっており、マサチューセッツ工科大学やコーネル大学、ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校、オックスフォード大学といったトップクラスの大学で、ブロックチェーンと仮想通貨について学べるコースを提供している。

仮想通貨はますます人気を博しており、大学で技術が教えられていることから、このセクターは現在から将来に向け、専門家および今後の専門家によって開発され続けることを示している。