仮想通貨市場にとって、今週は厳しい週となった。
仮想通貨の時価総額などが確認できるサイト「CoinMarketCap」では、仮想通貨の全時価総額が3日間で約180億ドル(約2兆円)減少した。
ビットコインは、10日水曜日頃から下落を開始し、翌11日6500ドルから、ここ1ヶ月の間で初めて6200ドルを下回った。現在は6200ドル付近で推移している。
ビットコイン以外のアルトコインはさらに状況が悪い。
- ETH:12%下落
- XRP:18%下落
- BCH:14%下落
- EOS:10%下落
市場悪化の要因は
仮想通貨への投資などを行う「BKCM」の創設者兼CEOのブライアン・ケリー氏は、Bitfinexで法定通貨の預金を全て一時停止したという噂が出た後、売り圧力が強まったという。
これが(Bitfinexの噂)投資家の心理状態を悪化させ、下落の要因となったが、価格はほぼ正常に戻っている。
Bitfinexはこの件に関して公式HPで「最近のオンラインの噂に対して」というタイトルで以下のように報告している。
Bitfinexは破綻していない。
理由の説明もなく破綻していると主張する記事が多く、我々も理解できない。法定通貨及び仮想通貨の入出金は通常通り機能しています。