Amazonに対しDOGEの受け入れを求める署名数が1万人を突破

オンライン上で署名を募る事が出来るサイトChange.orgで、Amazon社のCEOであるジェフ・ベゾス氏に対し、「AmazonでDOGE(ドージコイン)での決済を可能にしてほしい」と訴えかけるキャンペーンが始まった。
この署名活動には、本記事作成時点で約1万2000人が賛同しており、目標である1万5000人を達成するのも時間の問題であると考えられる。今回の署名活動への参加人数を見ると、オンラインショップ業界最大手AamazonでDOGEを支払い手段として採用する事を仮通通貨愛好家達が期待していることがうかがえる。

Change.orgキャンペーンの主導者であるマーク・E氏は「もしAmazonがDOGEでの支払いを決済方法として受け入れなければ、世界中の銀行口座を持っていない人々や利用を制限されている人々を排除することになる」と考えを述べた上で、以下の様に申し立てた。

Amazonはイノベーションの先導者であり、DOGEを決済手段として受け入れる企業の最前線でいるべきだDOGEが決済方法として選ばれる理由としては、コインの供給量が多い、安定した価格、取引の速さ、取引手数料の安さなどが挙げられる。またDOGEはBTC(ビットコインや)LTC(ライトコイン)と比べ、価格の大幅な変動リスクが少なく、コミュニティーも活発であり、すでに多くの起業家や中小企業、慈善団体が日常の活動で使用している。

DOGEは2013年にジャクソン・パーマー氏とビリー・マーカス氏によりBTCのパロディとして作られ、柴犬のマスコットを使用していることで良く知られています。この通貨は最初は冗談として作られた興味深い背景を持ちながらも現在時価総額は6億ドルを超え世界中から支持されています。

また2018年3月にもAmazonは仮想通貨事業に参入する姿勢を示していた。同年2月に学生向けローンのマーケットプレイスを展開しているLendEDU社が実施した世論調査によると、およそ1000人の調査対象者の半数(49.6%)がAmazonが独自の仮想通貨を作った場合、それを使用すると回答している。

Amazonが仮想通貨を発行するという情報に関しては、昨年11月にAmazonの子会社であるAmazon Technologies,Inc.が仮想通貨に関するドメインを取得したことで仮想通貨取引を導入するのではないかと話題になった。