タグ・ホイヤーが一部のスマートウォッチモデルにNFT機能を搭載

タグ・ホイヤーがNFT機能搭載スマートウォッチをリリース

ファッション界のトップであるLVMH(エルブイエムエイチ モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が所有するスイスの高級時計メーカータグ・ホイヤー(TagHeuer)は、6月15日(水曜日)、特定のスマートウォッチモデルでNFT(非代替性トークン)を表示できるようになったことが分かった。

NFT機能搭載は、Tag Heuer ConnectedCalibreE4(タグ・ホイヤーコネクテッドキャリバーE4)スマートウォッチの所有者のためにLedgerと提携しているほか、MetamaskやLedgerLiveなどの仮想通貨ウォレットに安全に接続できるとのこと。ウォッチフェイスには、イーサリアム(Ethereum)の全コレクションで動作するNFTアートワークを表示しながら時間を表示する3つのスタイルが用意されている。なお、アップデートについては、スマートウォッチ所有者がAppleAppStoreまたはGoogleのPlayストアから無料で入手できるようになるとのこと。

NFT表示は手首が最適

同社は、BAYC(Bored Ape Yacht Club)、CryptoPunksClone-XWorldofWomenなどのブルーチップNFTコレクションと協力してアイデアを開発したと語っており、TAGHeuerのフレデリック・アルノー(Frédéric Arnault)CEO(最高経営責任者)は、声明の中で次のように語っている。

私はNFT市場に深い関心を持っていました。この機能は、前衛的で革新的なテクノロジーであるというTAGHeuerの伝統に適合しています。独自のNFTコレクションを立ち上げるのではなく、コレクターがNFTを新しい方法で使用できるようにすることが最も明白な最初のステップでした。私たちはすべての情熱的なコレクターと対話します。手首はNFTを表示するのに最適な場所だと思います。手首を近くに置くだけでなく、名誉のバッジのように、控えめな方法でコミュニティのメンバー間の認証の方法としても使用できます

同社は、2015年にスマートウォッチを実験した最初の主要な高級ブランドの1つである。時計業界はWeb3の初期の支持者であり、経営幹部はコレクター精神を育むことによって新たに裕福な仮想通貨投資家の消費力を奨励することを熱望。LVMHのライバルKering(ケリング)のチーフクライアントでデジタルオフィサーのグレゴリー・ブッテ(Grégory Boutté)氏は、同社がWeb3とNFTの分野のパイオニアになりたいと述べたばかりである。

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