イーサリアム財団共同理事のワン氏が退任
イーサリアム(Ethereum)財団のシャオウェイ・ワン(Hsiao-Wei Wang:王暁薇)氏が共同理事を退任した事が明らかになった。今年に入り、同財団では幹部退任が続いている。
ワン氏は、2026年6月18日(木曜日)付でイーサリアム財団の共同理事を退任。同氏はXへの投稿で退任を発表し、最近の休職期間が自身の優先事項や今後何に取り組みたいかを改めて考える時間を与えてくれたと述べた。同氏の今後の予定はまだ決まっていないと明らかにしたが、より家庭に近い場所で過ごす時間を増やしたいと考えており、次のように述べている。
イーサリアムは常に、いかなる役割、いかなる組織、いかなる瞬間よりも大きな存在です。
ブテリンによるワン氏への称賛
ワン氏は、トマシュ・スタンチャック(Tomasz Stanczak)氏に続く、今年に入ってから2人目の退任共同理事だ。
スイスに拠点を置く同財団のリーダーシップ移行を主導した後、今年初頭に退任。ワン氏の休職期間中、同財団理事のバスティアン・アウエ(Bastian Aue)氏が暫定的に組織運営を担っていた。
イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏は、退任のニュースを受けてX上で反応。ワン氏の立場を「イーサリアム財団においておそらく最も困難な立場」であり、ネットワークにとって最も困難な時期の一つであったと述べている。ブテリン氏は、ワン氏がその役割を「巧みかつ優雅に」果たしたと述べ、台湾における強力なイーサリアムコミュニティの構築を含む、10年以上にわたるイーサリアムの研究とコミュニティ構築への貢献を称賛した。
イーサリアム財団では、2026年に入ってから19人が退任しているとみられ、8人の幹部が過去5カ月間で退任。そのため、財団のガバナンス、優先事項、長期的な戦略的方向性について、イーサリアムコミュニティ全体から厳しい目が向けられている。
なお、スタンチャック氏のほか、ジュリアン・マ(Julian Ma)氏、カール・ビーク(Carl Beek)氏、ティム・ベイコ(Tim Beiko)氏、トレント・ヴァン・エップス(Trent Van Epps)氏、バルナベ・モンノ(Barnabé Monnot)などが今年に入って同財団を退任。また、今回の理事会からの退任により、残るメンバーはヴィタリック・ブテリン氏、パトリック・ストルチェネッガー(Patrick Storchenegger)氏、そして宮口あや氏の3名となった。
























