ビットコイン10,000ドル超えの話題が中国でトレンド入り
現在、中国を中心に世界各国を悩ませているコロナウィルスの話題で持ち切りだが、先日2019年9月以来、約5カ月ぶりにビットコインが1万ドルを突破したというニュースが、中国版Twitter「Weibo」でトレンド入りした。
コロナウィルスに関するニュースがトレンドを占める中で「ビットコイン10,000ドル突破」がWeiboで4番目にホットな話題となった。
中国の暗号通貨に対する規制は相当厳しいにも関わらず、中国国民はビットコインの動向をしっかりと伺っているようだ。世界が再び暗号通貨に関心を寄せ始めている気配を感じる。
一部の中国投資家は、災害や経済不振などに対するヘッジとしてビットコインに目を付けているという憶測もあるが、これは憶測に留まらないかもしれない。
EvercoreISIの創設者兼会長であり、経済研究責任者のエド・ハイマン氏は中国の経済成長に関して以下のように述べている。
中国は今年全体での経済成長率は0.0%で停滞する可能性がある。
このような経済的懸念とビットコインの価格上昇は、過去の歴史を見ても関連性が高いと言えるが、世界的な景気後退でビットコインがどのように反応するかはまだわからない。
ビットコインの本当の価値は、世界的な経済危機に陥ったときに試されるのかもしれない。