ギャンブル疑惑が拡大する中、カルシ社が新たなワシントン州訴訟に直面

カルシ社が新たなワシントン州訴訟に直面

米・ワシントン州がイベントベースの契約をめぐり、予測市場運営会社Kalshi(カルシ)社を提訴したことで、同社は新たな法的課題に直面している事がわかった。

ワシントン州は、予測市場に対する州による法的圧力が強まる中、Kalshi社を提訴。この訴訟は、規制当局が同社の製品が無許可のギャンブルに該当するかどうかを疑問視する中で、同社に対する州による訴訟の一つに加わった。

ワシントンのニック・ブラウン(Nick Brown)州司法長官は2026年3月27日(金曜日)、同社がウェブサイトとアプリを通じて州のギャンブル規制に違反したとして訴状を提出。州は、同プラットフォームが消費者に将来のイベントに賭け、結果に応じて配当を受け取る手段を提供していたと指摘している。

訴状によると、同社はワシントン州消費者保護法、ギャンブル法、ギャンブル損失回復法に違反したとされており、州当局は、ワシントン州のオンラインギャンブル禁止と、ギャンブル市場に対する厳格な規制を訴訟の根拠として挙げている。同州司法長官は、訴訟はキング郡上級裁判所に提起され、州は、同社のワシントン州内での事業活動の停止、住民の損失金の回収、そして民事制裁を求めている。

ワシントン州はギャンブルの定義に該当すると主張

ブラウン司法長官事務所は、Kalshi社のプラットフォームはスポーツブックと同様の仕組みで運営されていたと述べたうえ、声明の中で次のように語っている。

Kalshiのウェブサイトとアプリは、消費者が賭けることができるさまざまなイベントと、それぞれのイベントのオッズを表示している。オッズは、イベントが発生した場合に賭け手が受け取る金額を決定する。

ワシントン州は、同社の製品が州のギャンブルの定義に該当すると主張し。州法では、ギャンブルとは、偶然の勝負や将来の偶発的な出来事の結果に価値のあるものを賭けることを指す。同社の各契約には、金銭、偶然、勝者への支払いが伴い、同サービスを予測市場と呼んだとしても、州法の下での製品の機能には何ら影響はないと主張した。訴状では、Kalshiはギャンブルというレッテルを貼られることを避けながら、ユーザーに「あらゆるものに賭ける」ことを可能にしていると指摘している。

なお、Kalshiは即連邦裁判所への移送を求めた。同社は提出書類の中で、ワシントン州で提起された問題は既に他の連邦裁判所で争われており、訴訟提起前に州から「警告も対話もなかった」と述べている。

ワシントン州での訴訟は、全米で予測市場への監視が強まる中、州の規制当局や議員は引き続き同社のプラットフォームに異議を唱えており、州による訴訟と連邦法案は、予測市場に対する法的圧力が特定の州や特定の契約形態に限られたものではないと示唆している。

 

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