ビットワイズ(Bitwise)、スイス証券取引所SIXに5つの仮想通貨ETPを上場

ビットワイズがSIXに5つの仮想通貨ETPを上場

ビットワイズ(Bitwise)は、SIX(スイス証券取引所)に主力の仮想通貨ETP(Exchange Traded Products:上場取引型金融商品)5銘柄を上場することで、欧州での事業展開を拡大させていく構えだ。

日本語訳:
Bitwiseの顧客資産が150億ドルを突破したことを大変光栄に思います。この節目は、ここまで私たちを支えてくださった投資家の皆様、友人、そしてフォロワーの皆様の信頼なしには実現できませんでした。2025年は暗号通貨にとって画期的な年であり、この驚異的な成長の瞬間に皆様とともに歩んでいけることを大変嬉しく思います。Bitwiseのストーリーにご参加いただき、誠にありがとうございます。今後の展開にご期待ください。

ビットワイズの5つの仮想通貨ETPがスイス証券取引所に上場し、取引戦略の多様化が可能になった。2025年9月4日(木曜日)に発表されたこの動きは、欧州における規制対象仮想通貨投資への需要の高まりを示している。8年間の事業実績を持ち、投資家に多様な金融商品を提供してきた同社は、スイスの主要証券取引所に複数の新商品を上場することで、提供範囲を拡大。これらの新商品により、投資家はコアトークンからステーキング、分散型インデックスまで、幅広い仮想通貨戦略にアクセスできるようになる。主要仮想通貨の一部へのエクスポージャーを提供するとともに、トップクラスのパフォーマンスを追跡するインデックスファンドも提供する。

上場商品には、コスト効率の高い
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)ETP
・イーサリアム(Ethereum/ETH)ステーキングETP
・ソラナ(Solana/SOL)ステーキングETP
・MSCIグローバルデジタル資産トップ20を連動する分散型インデックス
・現物担保付きXRP商品

以上の5つの仮想通貨ETPが含まれ、各商品は、従来の投資ポートフォリオに完璧に溶け込むように設計されている。完全担保付きに加え、資産は機関投資家レベルのコールドストレージに保管される。

欧州における規制の機運

今回の拡大は、従来の金融と仮想通貨のギャップを埋めるというd峰社の戦略の一環で、同社は現在、40の商品で150億ドル(約22兆円)以上の資産を運用している。

さらに同社は、5年以上にわたって欧州で事業展開し、ドイツに拠点を置くBaFin(ドイツ金融サービス監督庁)の監督下にある商品を提供。今回の上場のタイミングは、欧州の規制環境の変化と一致している。英国は長年の制限を経て、2025年10月8日から個人投資家による仮想通貨ETPへのアクセスを許可する予定であり、フランスは流通拡大につながる規則の見直しを進めている。

これらの変化は、規制対象のデジタル資産が主流のポートフォリオにより深く浸透するという楽観的な見方を後押ししており、同社幹部は、スイスへの上場を戦略的かつタイムリーなものと位置付けており、欧州地域ディレクターのロナルド・リヒター(Ronald Richter)氏は次のように述べている。

スイスで上場した5つの主力商品は、仮想通貨市場の可能性を最大限に活用したい投資家の選択肢を広げるでしょう。

 

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。