ブラジル最大の銀行イタウ・ウニバンコ、リアル・ステーブルコインを検討

ブラジルのイタウ・ウニバンコ、リアル・ステーブルコインを検討

ブラジルとラテンアメリカ最大の銀行であるイタウ・ウニバンコ(Itaú Unibanco)は、リアル・ペッグ・ステーブルコインの創設を検討している事がメディアで報じられた。

ブラジル最大の銀行が独自のステーブルコインの発行を検討。イタウ・ウニバンコは、ブラジルの法定通貨であるレアル(通貨コード:BRL)にペッグされた自社のステーブルコインの発行を検討して検討しており、5,500万人以上の顧客にサービスを拡大する可能性が報じられている。

サンパウロで行われた銀行イベントで講演したイタウ・ウニバンコのデジタル・セット責任者グト・アントゥネス(Guto Antunes)氏は、ステーブルコインは同銀行の長年の関心事であると述べたうえで、次のように語った。

何ができるかを理解する必要があるため、協議次第です。ステーブルコイン市場はすでに顧客にとって使いやすいものになっていますが、このテーマをどう進めていくかを知る必要があります。イタウ内でステーブルコイン、たとえレアル建てのものであっても、持つことが理にかなっているかどうか、私たちは常に顧客のために理解しようとしています。

同氏はまた、提案された枠組みの下では制限を受ける可能性があるステーブルコインの自己管理に対する支持を表明。潜在的な妥協案として、同氏は、中央銀行が納税者の資産にアクセスできるようにしながらも、管理された自己管理を可能にする免除制度を提案。無差別にリリースされると、“違法行為を防ぐ”という目的が失われると警告している。

米国の仮想通貨規制がブラジルにも多大な影響

米国政府はトランプ大統領の下で大幅な規制改革を進めており、SEC(米国証券取引委員会)の再編により、規制環境は大きく変化し、複数の仮想通貨訴訟が却下された。

イタウ・ウニバンコによるブラジル・レアル連動ステーブルコインの検討は、米国のトランプ大統領がCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)を拒否し、民間ステーブルコインを支持する決定を下して以降、非常に不安定な仮想通貨の代替として、銀行が独自ステーブルコインを発行する傾向が強まっているという、より広範なトレンドの一環である。

興味深いことに、ブラジルの銀行によるステーブルコイン発行の提案は、主に米国のデジタル資産に対する進歩的な姿勢によって推進されており、同氏は、銀行は米国のステーブルコインの発展に影響されているとコメントし、次のように指摘した。

もちろん、それは常に議題に上がっている。ステーブルコインの問題は常にイタウのレーダー上にあった。ブロックチェーンがトランザクションをアトミックに決済する力を無視することはできません。

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