サークル(Circle)、ステーブルコイン規制が進む中、SECにIPO申請

サークルがSECにIPO申請

USDC発行者であるサークル(Circle)は、ティッカー「CRCL」でNYSEに上場するため、SEC(米国証券取引委員会)にIPO(新規仮想通貨公開)を申請した。

サークルは、ティッカー「CRCL」でNYSEに上場するためにSECにIPOを申請。SECに証券提供を登録するために使用されるS-1フォームに、次のように記載している。

当社は、インターネット金融システムを基盤とする、新しいインターネットプラットフォーム企業を創出できると考えています。そして、当社はこの新しい金融システムの開発において、まだごく初期段階にあると考えています。

今回申請されたIPOは、米国議会がステーブルコイン法案を進め、トランプ大統領が支援するWLFI(ワールド・リバティ・ファイナンシャル)がステーブルコインの立ち上げ計画を発表する中で行われ、承認された場合、上場する初のステーブルコイン企業となる。また、今回の申請は、2022年に終了したSPAC取引に続く、同社にとって2度目の上場の試みとなる。今回の動きに際してジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)CEO(最高経営責任者)は、次のように語っている。

新しいインターネット金融システムを構築し、お金と経済活動のための新しい主要なインフラを構築し、政策を策定して対応し、複雑な世界的マクロ環境の中でこのインフラを運用する。これは大変なことです。


サークルはオンチェーン取引最大ステーブルコインUSDC発行体企業

2013年に設立されたCircleのUSDCステーブルコインは、発売以来25兆ドル(約3,745兆円)を超えるオンチェーン取引で使用されている。

同社は2024年に17億ドル(約2,54億円)の収益と準備金収入、1億5,600万ドル(約233.6億円)の純利益を報告している。なお、IPOには、サークルからのプライマリー株式(※1)と既存株主からのセカンダリー株式(※2)の両方が含まれる。

(※1)プライマリー株式とは、発行市場より新規発行にて供給され、セカンダリー株式(※2)とは、IPO株の売買を上場後に行うこと

サークルが株式公開を目指す決定は、ステーブルコインに関するワシントンの政策の明確化の高まりと一致している。

先日、下院は、上院による並行法案のマークアップに続いて、2025 STABLE法案の全文を発表。ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権も、ステーブルコインを米国の金融リーダーシップを維持するための戦略的ツールとして承認しており、トランプ大統領とスコット・ベッセント(Scott Bessent)財務長官は、ドルの優位性を維持する上でのステーブルコインの役割を強調している。

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。