UAEが仮想通貨準備金にシバイヌを検討か
フィンテック業界の先駆者として広く知られるUAEアラブ首長国連邦は、仮想通貨ベースの戦略的準備金としてシバイヌ(ShibaInu/SHIB)を検討している可能性がある。
米国に触発され、ソーシャルメディアで浮上している予備的な話し合いは、UAEの仮想通貨準備金にSHIBが含まれる可能性を示唆している。著名な暗号専門家Del Crxpto(デル・クリプト)氏は、UAE政府が近く、シバイヌをフィーチャーした戦略的デジタル資産保護区を開設すると予測し、Xを投稿した。
同氏は、フォロワーに「UAEは仮想通貨準備金を発表し、大量のSHIBを保有する」という予測をツイート。おおよそのタイムラインを掘り下げたり、情報源を提供したりすることなく、UAE政府はまだ声明を出していないため、SHIBがUAE仮想通貨準備金に含まれるかどうかはうわさの域にとどまっているのが現状だ。
UAEがシバイヌ保護区を開設か
Del Crxpto氏は、UAEが暗号資産保護区を開設すると予測しており、保護区には相当数のシバイヌが保管される予定という。
しかし同氏は、この予測が実現する可能性のあるタイムラインや、予測の背後にある要因については明らかにしておらず、この提案が最近、シバイヌコミュニティ内で広まっていることは注目に値する。シバイヌはUAE政府と友好的な関係にあり、2月にシバイヌと提携し、仮想通貨のWeb3技術であるShibOSを活用して、統治と公共サービスを強化した。この取り組みは、UAEが連邦レベルでブロックチェーンを採用した最初の例となる。
UAEは、既存のプロジェクトよりもシバイヌの能力に自信を持っており、同氏のような多くの専門家は、政府が仮想通貨準備金を立ち上げる場合、その準備金にSHIBを組み込むと考えている。
米国とは異なり、UAEにはVARA(ドバイの仮想資産規制局)など明確な仮想通貨規制がある。しかし、それにもかかわらず、UAEが仮想通貨準備金を立ち上げるかどうか、ましてやシバイヌを保管する準備金を立ち上げるかどうかは不明だ。