ビットコインの犯罪利用率が、90%から10%まで減少

Bitcoinの犯罪利用比率が逆転したと、米国麻薬取締局(DEA)の特別捜査官が発表した。

5年前に米国麻薬取締局が、ブロックチェーンデータを分析したところ違法行為のBitcoin取引が約90%あったが現在では違法行為が約10%にまで減少したと米国麻薬取締局の特別捜査官が述べている。

これは犯罪者がBitcoinの使用をやめたことを意味するものではなく、仮想通貨を使用する人が増えただけであり、むしろBitcoinの違法使用の総取引量は増えたとのこと。

規制当局はマネーロンダリングやテロ資金への流失などの違法行為への仮想通貨の利用に対処する事を掲げている。

また特別捜査官によれば、XMRやZECのように匿名性が高い通貨は犯罪者にとっては使い勝手が良いかもしれないが流動性が低く、米国麻薬取締局は追跡方法を持っているとのこと。

DEA捜査官は以下のように述べた。

ブロックチェーンは、私たちに個人を見分ける多くのツールを提供してくれている。
犯罪者達が、仮想通貨を使い続ける事を望んでいる。

運営の見解

運営の椎木

匿名といっても追跡できる技術の方が上回っているみたいですね、このニュースが犯罪の抑止力になればいいなと思っています。

仮想通貨=詐欺と思っている日本人も多いと思いますが、メディアの報道の仕方によってイメージといのはだいぶ変わってしまいます。今回のようなニュースが広く報道されることによってまた仮想通貨の使い道やイメージが変わると思っています。