21シェアーズ、SECにポルカドット(Polkadot/DOT)ETFのS-1登録を提出

21シェアーズがポルカドットETFのS-1登録を提出

資産運用会社21シェアーズ(21Shares)は、SEC(米国証券取引委員会)に新たなS-1登録を提出し、ポルカドット(Polkadot/DOT)をフィーチャーしたETF(上場投資信託)のS-1登録を提出した。

21シェアーズは、SECにポルカドットETFのオファーに関するS-1登録申告書を提出。DOTに焦点を当てたファンドは、今週規制当局に提出された非従来型の仮想通貨ETF申請の1つである。21シェアーズ・ポルカドット・トラスト(21Shares Polkadot ETF)の登録は、DOTが6.20ドルで横ばいとなったTuttle CapitalのレバレッジPolkadot ETFの申請に続くもので、Cboe BZX(シーボーBZX取引所)でDOT価格に連動する株式を上場することを目指し、申請している。

S-1 申請によると21シェアーズは、同社がポルカドットETFをCboe BZX取引所に上場する予定であると述べている。このファンドはパッシブ投資であり、DOT価格を追跡する以上の収益を生み出そうとはしていないと主張。これを説明するにあたり同社は、このファンドモデルは、価格が高いときにDOTを投機的に売り、安いときに買うことはないと説明した。

21シェアーズ・ポルカドットETF は数多くあるうちの1つ

この21シェアーズの申請は、今週同社が ETF の分野で取り上げられるのは2 回目で、Cboe BZXは、ヴァンエック(VanEck)、カナリーキャピタル(Canary Capital)、ビットワイズ(Bitwise)の申請とともに Solana 19b-4 申請を再提出しました。

21Shares 以外にも、ETF関連は非常に速いペースで盛り上がっており、リップル(Ripple/XRP)とソラナ(Solana/SOL)ETFの申請以外にも、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)、トランプトークン(TRUMP/TRUMP)、ボンク(Bonk/BONK)などの資産もETF申請を受けている。

米国SECの方向転換の兆し

ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の就任以降、仮想通貨規制の流れは変化している。

マーク・ウエダ(Mark Uyeda)氏を米国SEC(米国証券取引委員会)の議長代行に任命したほか、キャロライン・ファム(Caroline Pham)氏をCFTC(米国商品先物取引委員会)の議長に任命。すでに両者は仮想通貨業界を誘致する準備の兆しを見せており、SEC は、仮想通貨タスクフォースの設立に加え、初のデジタル通貨ETF商品を承認している。

ビットワイズビットコインおよびイーサリアム ETF が承認され、市場での他の関連商品の先駆けとなった前例から、新たに申請された仮想通貨ETF商品のほとんどが承認されるだろうという憶測が高まっている。

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