コインベース(Coinbase)、SEC訴訟で裁判所が中間控訴を承認して法的勝利

コインベース対SEC訴訟で裁判所が中間控訴承認で法的勝利

コインベース・グローバル(Coinbase Global Inc)は、SEC(米国証券取引委員会)との進行中の法廷闘争で再び大きな勝利を収めた事がわかった。

日本語訳:
SECの強い反対にもかかわらず、フェイラ判事は中間控訴の許可を求める私たちの申し立てを認め、地方裁判所の訴訟を保留にしました。裁判所の慎重な検討に感謝します。次は第2巡回区控訴裁判所です。

コインベースのポール・グレワル(Paul Grewal)CLO(最高法務責任者)は、キャサリン・ポーク・ファイラ(Catherine Polk Failla)判事率いる裁判所が、コインベースの中間控訴の要請を承認したことをXでシェア。この訴訟は、同社が暗号資産証券の取引を可能にしたとしてSECから告発された事を受けて係争中のものだ。この控訴は、証券法のデジタル資産への適用、特にハウィーテストに関する重要な疑問を提起されており、今回の判決により、同社が連邦証券法違反を第二巡回区控訴裁判所で争う中、SECの訴訟が一時停止された。

第2巡回区控訴裁判所の指針が訴訟の解決を大幅に前進させる可能性

Fox Businessのジャーナリストであるエレノア・テレット(Eleanor Terrett)氏は、今回の判決について、コインベースにとって重要な法的勝利であると述べている。

フェイラ判事が同社に珍しい中間控訴を認め、コインベースが第2巡回裁判所に控訴を要請することを認めたと同氏は指摘。これは、同社が未登録の取引所およびブローカーディーラーとして運営し、ステーキングプログラムを通じて未登録の証券の違法販売を行っていることで連邦証券法に違反しているというSECの主張に対する対応で、同判事は控訴が検討されている間、地方裁判所の手続きを一時停止するとの判決を下した。

フェイラ判事は、この控訴は、ハウィーテストで定義されているように、同社でのデジタル資産取引が証券法の下で「投資契約」に該当するかどうかについて根本的な疑問を提起していると判断。その結果、裁判所は、第2巡回区控訴裁判所の指針が訴訟の解決を大幅に前進させる可能性があることを示唆している。

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