カザフスタン当局がコインベース(Coinbase)へのアクセスをブロック

カザフスタン当局がコインベースへのアクセスをブロック

カザフスタンでは、すべての取引会社に現地の規制環境への準拠を義務付けているため、仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)へのアクセスがブロックされたことが明らかになった。

現地ニュースメディアKursivの2023年11月7日(火曜日)付け報道 2023年11月7日(火曜日)付け報道によると、カザフスタン共和国文化情報省がデジタル開発省からの通知を受け取った後、当局はコインベースへのアクセスを制限したとのことだ。同メディアが報じたこの妨害は、デジタル資産を管理し、CBDC(中央銀行発行デジタル通貨)を導入するためのカザフスタン政府による広範な戦略の一環であると考えられている。

コインベースのウェブサイトへのアクセスは、文化情報省からの命令によって実施されたものであり、同省の代表者はメディアに対し、この要請は別の政府機関であるデジタル開発省からのもので、同取引所がデジタル資産に関する法律に違反していると非難していると説明した。この法律は2023年2月に施行され、仮想通貨取引会社はAIFC(アスタナ国際金融センター)からライセンスを受ける必要がある。同氏が指摘したように、バイナンス(Binance)、アップビット(Upbit)、バイビット(Bybit)のような仮想通貨取引所はすでにライセンスを取得し、この地域でサービスを提供しているとのこと。

コインベースのほかにもブロックされている企業が

カザフスタンはコインベースに加え、NYMEX(New York Mercantile Exchange:ニューヨーク・マーカンタイル取引所)とアメリカの多国籍証券会社インタラクティブ・ブローカーズ(Interactive Brokers)を禁止している。

コインベースはこの件に関して公的な声明を発表していないものの、同取引所がウェブサイトでサポート国リストを提供しなくなっている。コインベースのウェブサイトへのアクセスに関する問題についての最初の報道は、9月に現地のテレグラムメディアFinance.kzが、偉大なるカザフの投資ファイアウォールがコインベースだけでなく、クラーケン(kraken)や他の主要な国際仮想通貨取引所へのアクセスをブロックしている指摘したことで明らかになった。実際、カザフスタンは、世界最大級のマイニングセクターを含め、仮想通貨に対して厳しい規制アプローチをとっており、10月には、主要な仮想通貨マイニング事業者8社がカシム・ジョマルト・トカエフ大統領に宛てた公開書簡に署名。マイナーのエネルギー価格が高いため、仮想通貨マイニング産業は非常に苦しい状況にあると主張した。

コインベースとそのカザフスタンのユーザー双方にとり、今回のブロックの影響は大きく、同国では仮想通貨への関心と利用が急増する中で、ユーザーはプラットフォーム上で取引や口座へのアクセスができなくなる。