ジョン・マカフィー、新しい匿名仮想通貨を発表
マカフィー砲で有名なジョン・マカフィー氏は、GHOSTと呼ばれる新しいプライバシーコインのローンチを発表し、プロジェクトの新しいTwitterアカウントとそれに付随するWebサイトを発表した。
新たな仮想通貨GHOSTは、匿名性の高い仮想通貨(プライバシーコイン)となっており、近年仮想通貨業界で注目を集めているプルーフオブステークと呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用しているため、トランザクション時間の短縮と手数料の削減を実現している。また、GHOSTトランザクションは最先端のエスクロープールを利用し、チェーンで処理されたトランザクションは60秒未満で決済することができ、ユーザーはトランザクション料金を1ペニー未満で支払うことができるとのこと。
これに伴い、同社は現在、GHOSTネットワークを保護し、取引手数料の一部を稼ぐためのマスターノードを探していると伝えられている。
トークンの配布については、McAfeeのDEXトークンであるESHを保持することにより、ユーザーが起動時にGHOSTトークンを無料で獲得できるようにするとのことで、5月25日にユーザーが保持するESHトークンの数のスナップショットを作成する際に、チームはこの量に比例してGHOSTトークンを配布するとのこと。さらに、GHOSTサプライの25%がESHトークンホルダーに割り当てられる予定であり、ESHおよびMcAfeeDexを含むSwitchDexネットワークによって収集されたすべての収益の50%が収益分配される予定だ。
スイッチトークン(ESH)は現在、IDEX、McAfeeDex及び、Mercatoxで取引することができる。トレンドスポッターであるマカフィー氏がプライバシーコインを発表したことは驚くべきことではないが、コミュニティ間では既存のプライバシートークンが市場のニーズを満たしているかどうかや、新規にプライバシーコインが必要かどうかの議論が起こっているようだ。コミュニティの一部では、このテクノロジーがMoneroやZCashなどの既存のソリューションとどこが異なるのかという疑問の声も上がっているようだ。