コインベース(Coinbase)、cbBTCをソラナ(Solana)に導入へ

コインベースがcbBTCをソラナに導入へ

ビットコインに1:1で裏付けられたコインベース(Coinbase)のcbBTC(コインベース・ラップド・ビットコイン)は、DeFi(分散型金融)プラットフォームにアクセスするため、ソラナ(Solana)に導入する事がわかった。

日本語訳:
ビットコイン&ソラナ
ブレークポイントから最新情報:Hassan_NYは、coinbaseがcbBTCをSolanaに導入する計画であると発表しました。

ソラナブロックチェーンは、DeFiのハブとしての地位を固め続けており、最近シンガポールで開催された2024 Solana Breakpoint Conference in Singaporeで、複数の主要なパートナーシップと開発を発表した中の一つとして、cbBTCをソラナネットワークに導入した事を発表。ソラナの高速トランザクションと低手数料は、cbBTCを通じてより多くのビットコイン保有者を引き付ける可能性があると期待されている。この動きは、数日前にイーサリアム(Ethereum/ETH)とベース(Base)ネットワークでcbBTCが成功裏にローンチされたことに続くもので、コインベース・シンガポールの(Hassan Ahmed)氏は次のように語っている。

当社のユーザーはソラナを愛しており、私たちも同様です。cbBTCをソラナに導入することを発表できることを非常に嬉しく思います。

cbBTCのようなラップされたビットコイン資産は、クロスチェーン流動性の鍵となり、注目点は、他のブロックチェーン上でビットコイン取引を可能にしながら、実際のビットコインを1:1の比率で確保できることだ。

高性能ブロックチェーンでのDeFiアクティビティを促進へ

cbBTCは、Coinbaseが保管するビットコインに1:1で裏付けられたERC-20トークンで、コインベースの顧客がビットコイン保有量を使用してDeFiアプリケーションにシームレスにアクセスできるよう、ビットコインの有用性と経済的自由度を高めることを目的としている。

最初にリリースされた際にcbBTCは、Baseとイーサリアムでサポートされていたが、同取引所は追加のブロックチェーンネットワークに拡大する意向を示しており、ソラナとの今統合によってこの拡大戦略が実現する。cbBTCをソラナに導入する動きは、高性能ブロックチェーンでのDeFiアクティビティを促進する可能性がある。高速なトランザクション速度と低料金で知られるソラナは、DeFiプロトコルに関与したいと考えているビットコイン保有者にとって魅力的な環境を提供する可能性があると期待されている。

成長を続けるDeFiエコシステムに参加する新たな機会が生まれる可能性

コインベースユーザーにとってcbBTCは、ビットコインと他のブロックチェーンエコシステムの間の橋渡しとして機能し、ユーザーがサポートされているブロックチェーンアドレスにBTCを送信すると、1:1の比率で自動的にcbBTCに変換される。

同様に、受信したcbBTCは、ユーザーのコインベースアカウントでBTCに変換されるとのことだ。cbBTCのソラナへの拡張により、ビットコイン保有者が成長を続けるDeFiエコシステムに参加する新たな機会が生まれる可能性がある。ただし、コインベースはソラナ統合の具体的なタイムラインや、ローンチ時にどのソラナベースのDeFiプロトコルがcbBTCをサポートする可能性があるかについての詳細をまだ提供していない。

なお、同じカンファレンスで、Franklin Templeton(フランクリン・テンプルトン)がソラナで投資信託を立ち上げることを発表したことで、同時に、Citibank(シティバンク)も、自社製品でソラナを使用することを検討していることを明らかにしており、今後もソラナの快進撃が注目される。

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