TONとCurve Financeが提携=ステーブルコインスワッププロジェクトを実施

TONがCurve Financeと提携

TON Foundation(トン財団)は、TONネットワーク上でブロックチェーンベースのステーブルコインスワッププロジェクトを実施するため、Curve Finance(カーブファイナンス)と提携した事がわかった。

日本語訳:
TON FoundationはCurveFinanceと協力して、TONで新しい安定したスワッププロジェクトをインキュベートします。
このコラボレーションにより、ステーブルコイン取引が簡素化され、流動性が向上し、TONでのDeFiエクスペリエンスが向上します。

TON Foundationは、DeFi(分散型金融)プロトコルCurveと提携し、TON(The Open Network)ブロックチェーン上でステーブルコインスワッププロジェクトを立ち上げ、開発。この提携は、TONブロックチェーンでのユーザーエクスペリエンスとステーブルコイン取引を改善するために締結されており、アクセス性を高め、効率的な取引環境を構築し、TONでのステーブルコイン取引に新たな機会を提供することを目的としている。

今提携により、TONはCurve FinanceのCFMM (Constant Function Market Maker:定数関数マーケットメーカー)技術を活用し、ステーブルコインスワップを簡素化。取引中の価格への影響を最小限に抑えることでユーザーエクスペリエンスを向上させるとのことだ。

両社は共同で独立開発チームを選出し、ステーブルコインスワッププロジェクトを主導。Curve Financeの創設者であるマイケル・エゴロフ(Michael Egorov)氏がアドバイザーを務め、プロトコルの仕組みや開発戦略に関する洞察を提供するほか、veCRV保有者を含む有資格ユーザーには、ステーブルコインスワッププロジェクトのネイティブトークンの割り当てが提供されるという。

TON エコシステム内での目覚ましい成長

最新データによると、TON エコシステム内での目覚ましい成長が示されており、ネットワーク上のTVL(総ロック値)は4億ドル(約569.5億円)に近づいており、3 月初旬の最低値2,100万ドル(約30億円)から劇的に上昇している。

テザー(Tether/USDT)の統合は、取引量とユーザーアクティビティの増加に重要な役割を果たしており、レポートによると、TONブロックチェーン上のUSDTは、開始から4カ月で純流通量が7億2,990万ドル(約1,039億円)に達し、これまでで最も急成長したUSDT開始を記録。この急速な成長は、TONネットワーク上のステーブルコインに対する大きな需要を反映している。

TONブロックチェーンの需要の高まりと、Curve Financeの専門知識を組み合わせると、ステーブルコイン取引の将来が明るくなると期待されており、今コラボによって流動性が向上し、価格への影響が最小限に抑えられ、TON ブロックチェーンの採用が増える可能性がある。

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