ホンジュラスの経済特区でビットコインが公式会計単位に
ホンジュラスのロアタン島にある経済特別区プロスペラ（Prospera）は、ビットコインを公式な会計単位として認めた事が分かった。
En @ProsperaZEDE creemos en el derecho a la libertad financiera y la libertad monetaria. Las personas deben ser libres de realizar transacciones, llevar su contabilidad y reportar impuestos en la moneda de su libre elección. #Honduras #BTC https://t.co/nlaFLtheRL
— Jorge Colindres (@GeorgeColindres) January 7, 2024
ProsperaZEDEでは、経済的自由と金銭的自由の権利を信じています。人々は自由に取引を実行し、会計を行い、税金を自由に選択した通貨で報告できるべきです
地方政府は、2024年1月5日（金曜日）、雇用経済開発ゾーンProspera ZEDEのプレスリリースを通じて今決定を発表。発表によると、ゾーンの住民は、次の要件を満たした後、アカウント単位としてビットコインを使用できるようになるとのことだ。
今回の展開を受けて、プロスペラ・ゼデのホルヘ・コリンドレス（Jorge Colindres）マネージャー代理兼税務委員は、人々は自由に取引を実行し、会計を行い、自由に選択した通貨で税金を報告できるべきだと指摘。X（旧Twitter）への投稿で同委員は、経済的および金銭的自由の権利に対するプロスペラZEDEの信念を強調。同委員はさらに、憲法はZEDEにそのような決定を自律的に行う権限を与えていると指摘。そのため、160社以上の企業を誘致し、1,200人以上の雇用を創出することで、ホンジュラスに1億ドル（約144.6億円）以上の投資をもたらした。
税務長官は前向きな姿勢を示唆
プロスペラは2022年4月にビットコインを法定通貨として採用し、住民がこの代表的な仮想通貨に対するキャピタルゲイン税を支払う必要がなくなると宣言している。
当時、この地域のジョエル・ボムガー（Joel Bomgar）大統領は、プロスペラの住民はビットコインを使用して管轄区域に税金や手数料を支払うことができると述べていた。Prospera ZEDE の最新出版物では、最終 BTC 納税手続きを直ちに実施できない理由として、電子ガバナンスシステムの技術的限界と外部規制の限界を挙げている。ただし、税務長官は、そのような電子ガバナンスと必要な金融サービスの提供を可能にするために、他の利害関係者と連携して合理的な努力を行うと述べ、前向きな姿勢を示唆している。
