バイナンスがあるとコインの証拠金取引ペアの上場廃止へ
大手仮想通貨取引所バイナンス(Binance)は、市場で最も著名なアルトコインの一部について、証拠金取引ペアの上場を廃止する予定であることが分かった。
上場廃止は2023年11月9日(木曜日)に行われるため、ユーザーはそれまでにポジションを決済し、必要に応じて自動決済することを同取引所は推奨している。以前の情報では、シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)、テラ(Terra/LUNA)、カルダノ(Cardano/ADA)などが流動性要件を満たしていないために削除されることが示唆されていた。
強まる監視の中での取引中止
バイナンスは、11月9日午前6時(日本時間の同日15時)にクロスマージンと分離マージンのペアのサポートを中止し、11月3日(金曜日)付けでこれらの通貨ペアでの遠隔証拠金借入を一時停止するとユーザーに通知した。
ユーザーは11月9日の実際の上場廃止までにすべてのポジションを決済するよう推奨されているが、バイナンスはこの時点までにオープンしているポジションをすべて自動的に決済すると発表している。なお、ユーザーはバイナンス上でこれらのアルトコインに関連する他のペアについては引き続き取引できると述べた。プラットフォームからパフォーマンスの悪い取引ペアを取り除くため、バイナンスはここ数カ月、上場廃止にかなり積極的で、以前にサポートを停止していた25以上のアルトコインペアに加えて、SHIB、ADA、およびLINKペアと手を切っている。
米国では法的監視があり、バイナンスはユーザーがさらされるリスクについて注意を払っている。SEC(米国証券取引委員会)はすでに、バイナンスが未登録仮想通貨の取引を促進していると主張。バイナンスはこの訴えを却下するよう裁判所に求めているが、依然として注意を誤ることが裁判所の主な目的である。
なお、今回中止予定の実際のペアは以下のものが含まれている。
ADA/BUSD、AGIX/BUSD、APE/BUSD、AVAX/BUSD、BAKE/BUSD、BCH/BUSD、DOGE/BUSD、DOT/BUSD、FIL/BUSD、FRONT/BUSD、GALA/BUSD、LINK/、BUSD、LTC/BUSD、LUNA/BUSD、LUNC/BUSD、MATIC/BUSD、OP/BUSD、RUNE/BUSD、SHIB/BUSD、TRB/BUSD、USTC/BUSD、XLM/BUSD、YGG/BUSD。