ヴィタリック・ブテリン氏がジェミニ(Gemini)に1,500万USDCを送金

ブテリン氏がジェミニに1,500万USDCを送金か

ブロックチェーン分析を手掛けるペックシールド(PeckShield)によると、イーサリアム(Ethereum/ETH)の共同創設者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が1,490万ドル(約22.3億円)相当のUSDコイン(USDCoin/USDC)をジェミニ(Gemini)取引所に移管したと報じられている。

日本語訳:
ペックシールドソアラート:vitalik.ethは~15MUSDC(マルチシグ契約 0xf207…D5a3)をGeminiに送金しました。

同社は、ブテリン氏に関連するウォレットから新しいトランザクションを発見。「vitalik.eth」と呼ばれるウォレットは 2023年10月16日(月曜日)、ジェミニ仮想通貨取引所に 1,493 万USDCを引き出したという。なお、トランザクションはイーサスキャン(Etherscan)にも表示されている。

Etherscan「vitalik.eth」より画像引用


ブテリン氏による売却の詳細

2023年10月14日(土曜日)、ブテリン氏が傘下の慈善団体カンロ(Kanro)から1,493万USDCを受け取ったことが知られている。

仮想通貨データプロバイダーのLookonchainによる別の分析では、ブテリン氏が3日前にも大手仮想通貨取引所のコインベース(Coinbase)に50万ドル(約7,500万円)近くを送金していたことが判明した。1カ月前、ブテリン氏はすべてのメイカー(Maker/MKR)トークンを353 ETH(約8,600万円相当)で売却している。同取引は仮想通貨コミュニティのメンバーの注目を集め、売却の理由についていくつかの憶測を引き起こした。

ブテリン氏の決定は、ソラナ(Solana/SOL)のフォークとして実装できる独自のNewChainブロックチェーンを立ち上げる計画についてのMakerDAO創設者であるルーン・クリステンセン(Rune Christensen)氏の最近の声明に影響を受けたと考えるコミュニティメンバーもいるという。

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