ベネズエラ当局が国立刑務所内でビットコインマイニングファームを発見

ベネズエラ刑務所襲撃で発見されたビットコインマイニング

ベネズエラ当局は国立刑務所への強制捜査で、戦争兵器、ディスコ、プール、動物園に加え、仮設のビットコイン(Bitcoin)マイニング場まで発見した事が分かった。

日本語訳:
このようにしてトコロン牧場の地域は残り、炎は建物のほぼ全体を焼き尽くしました。
同様に、ビデオでは、治安部隊によって押収されたものの中に、ビットコインマイニングマシンでいっぱいの部屋があったことが観察されています。

この襲撃はアラグア州にあるトコロン国立刑務所センターで実施され、同センターを制圧するために1万1,000人の軍人が動員された。ベネズエラ当局は、2023年9月21日(木曜日)に国立刑務所で実施された強制捜査の際、一連の不正品の中からビットコインマイニングを発見。アラグア州のトコロン国立刑務所をアラグア鉄道の支配から解放するためのこの行動には、1万1,000人の軍人と警察官が参加しとのことだ。

警官が殉職した襲撃の余波を詳細に記録したビデオで、マイニングファームとして機能していた部屋で未公開の数のビットコインマイナーの姿が確認できる。捜査に当局は、ロケットランチャー、手りゅう弾、ライフル、弾薬、さらにはC4地雷などの戦争兵器も発見している。同施設内には他にも、プール、受刑者が豪華なパーティーを開催するディスコ、野球場、さらには仮設の動物園など、奇抜な設備が見つかっている。ベネズエラのジャーナリスト、ロシベル・ゴンザレス(Rosibel Gonzalez)氏は、複合施設内には自転車、アイスクリーム屋台、レストラン、児童公園もあったと付け加えた。なお、当局は、1,600人以上の受刑者が他のナショナルセンターに移送され、トコロンは閉鎖されると報告している。

登録されたベネズエラのビットコインマイナーはまだ闇の中

受刑者たちは刑務所内にマイクロマイニングファームを持っていたが、ベネズエラの仮想通貨監視機関であるスナクリプ(Sunacrip)が半年以上前に中央政府の介入によって中断されて以降、登録され合法的なビットコインマイナーは依然として闇に閉じ込められている。

元ビットコインマイナーであり、スナクリプ介入により活動を放棄したフアン・ブランコ・ブラカモンテ(Juan Blanco Bracamonte)氏は、国立刑務所内にこれらのファームが存在することに疑問を呈し、次のように述べている。

日本語訳:
このポッドはすごいです…!!!
今年までこの経済活動を行っていたデジタルマイナーとして、いくつかの疑問が生じます。
そのFARMの配置を承認したのは誰ですか?
FARMの管理者は誰ですか?
それらの資金はどのウォレットに送られたのでしょうか?
電気の利用を許可したのは誰ですか?
彼らは電気使用量を支払ったのでしょうか?

スナクリップの前責任者ホセリット・ラミレス(Joselit Ramirez)氏は、経済制裁を回避するための仮想通貨用の石油販売を含む200億ドル(約2.9兆円)以上の汚職計画に関与した疑いで逮捕されている。それ以降、登録された仮想通貨ファームは国営電力会社コーポエレック(Corpoelec)によって送電網から切り離されている。全国仮想通貨協会であるアソナクリプ(Asonacrip)の顧問アレハンドロ・ブランコ(Alejandro Blanco)氏はクリプトノティシアスとのインタビューで、現在の法制度を遵守するために貯蓄、時間、知識を投資したマイナーをこれらの措置によって危険にさらしていると説明している。

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