FTX2.0再起動関連の憶測が渦巻く中でツイッターコミュニティが分裂

FTX再起動がツイッター論争を巻き起こす

2023年5月下旬の最新報道を受け、FTX2.0再起動関連の憶測が渦巻く中、反対派が留保を表明する一方、賛成派は改良されたFTX2.0の概念を受け入れており、コミュニティの中でも意見が分裂している事が分かった。

Would love to engage in a public debate over FTX 2.0 with the largest proponents of it in a public forum. Willing to do this on podcast/spaces.

Disclosure: Have mid seven figure FTX claim and I am currently against FTX 2.0 given what limited information has been given on it

— Flood (@ThinkingUSD) June 17, 2023

衝撃的な破綻とその後の破産手続きにもかかわらず、破綻した仮想通貨取引所FTXが復活する可能性についての憶測が飛び交っている。注目は、ツイッターで216,000人のフォロワーを抱える人気仮想通貨愛好家であるツイッターネーム@Flood（フラッド）氏が、最も熱心な支持者たちと「FTX2.0」に関する公の場での議論に参加する意欲を表明したことだ。

同氏は、数百万ドルにおよぶ多額のFTX請求権を明らかにし、これまでに提供された情報が不足していることを理由に、復活に対する現時点での懐疑的な姿勢を表明している。

すべてはジョン・レイ3世から

世間は噂や憶測、熱烈な議論で賑わっているが、取引プラットフォームの新CEO（最高経営責任者）に任命されたジョン・レイ3世（John Ray III）氏が、機能不全に陥った仮想通貨取引所の復活戦略を掘り下げる努力を明らかにした5月下旬の最近の報道に端を発している。

フラッド氏のツイートに反応し、あるユーザーは、AMMを支えるトークンが95%下落しているのに、いったいどうやってFTX2.0を手に入れるつもりかと反論。また別のユーザーは、新しい仕事を守ろうとする新リーダーのひどいアイデアによってFTX2.0は機能しない。申し訳ないが、その金額を失ったと述べている。

ツイッター世論調査によってFTX2.0リブート支持者が登場

クリックを誘うナンセンスではなく、実際に有用なデータを生成するFTX2.0の世論調査をしようとリブート支持者はツイート。

Let’s have an FTX 2.0 poll that actually produces useful data and isn’t click baiting nonsense.

If you are a creditor – are you for or against FTX reboot?

If you are not a creditor, would you use an FTX 2.0 (i.e deposit new funds and trade given equivalent incentives)?

— wassielawyer （哇西律师） (@wassielawyer) June 18, 2023

そのうえで、あなたが債権者の場合、FTX の再起動に賛成ですか、それとも反対ですか? あなたが債権者ではない場合、FTX2.0 （つまり、新しい資金を入金し、同等のインセンティブを与えて取引する）を使用しますか?」と問いかけている。

このツイート世論調査結果はFTX債権者の感情を如実に表しており、49.3%が提案されたアイデアに賛成し、11.7%が反対を表明。さらに、回答者の8.6%は、自分自身が債権者ではないものの、FTX2.0の利用を期待していることが分かった。また、30.5%は、自分たちは債権者ではないし、リブート版を受け入れるつもりもないと宣言している。

FTX の再起動を求める声は衰えることなく続いており、多くの人がその復活を熱心に主張している。熱狂的なサポーターの中には、自分たちの揺るぎないサポートを目に見える形で示すために、ツイッターネームに「FTX2.0」という追加名を記載するユーザーも登場しているほどだ。