上訴決定でSECが分裂とジョン・ディートン仮想通貨専門弁護士氏が主張

リップル推進派弁護士がSEC対リップル裁判上訴でSECが分裂すると主張

リップル(Ripple/XRP)推進派のジョン・ディートン(John Deaton)氏は、SEC(米国証券取引委員会)対リップル訴訟の結果についてどうするかについて、SEC高官の間で意見が分かれていると考えており、上訴決定でSEC内が分裂すると主張している事が分かった。

日本語訳:
私はこれがSECにおける最大かつ最も熱い議論であると信じており、何をすべきかについて意見が分かれているSEC上級職員がいると信じている…

過去数日間、数人の仮想通貨専門弁護士がSECの今後の行動や控訴の可能性について推測。その中で同弁護士は、SECは 2 つのルートのいずれかを選択する可能性があると予測している。SECは事実と状況を主張し、XRPの訴訟は特殊であると主張する可能性がある。規制機関は、この特定状況が他のトークンと共有されないと主張する可能性があり、同弁護士によると、SECが控訴して敗訴した場合、他のあらゆる管轄区域においても大きな説得力を持つことになると主張している。

同弁護士は続けて、コインベース(Coinbase)事件など同様の事件を主宰する他の判事がアナリサ・トーレス(Analisa Torres)判事の判決に影響を受ける可能性があるため、SECは控訴する可能性があると述べている。さらに、SECが控訴しなければ、あたかもSECが判決を受け入れたかのようになると語っている。

他の仮想通貨専門弁護士や業界リーダーもSECの控訴有無の見解を表明

他の数名の仮想通貨専門弁護士や業界リーダーも、SECが控訴するかどうかについて見解を表明。弁護人のジェームズ・マーフィー(James Murphy)氏は、SECがこの件で中間控訴を起こす可能性があると主張している。

一方、フィンテック企業のポリサイン(PolySign)社のジャック・マクドナルド(Jack McDonald)CEO(最高経営責任者)は、今訴訟の影響は SEC にとって悪い影響を与える可能性があるため、彼らは XRP を箱詰めする傾向かつ、XRPの判決は非常に狭いものであり、SEC の判決を要約するものではないと述べている。