Metamaskが法定通貨で仮想通貨を購入するための画期的な機能を導入

メタマスクが仮想通貨購入機能を導入

仮想通貨ウォレットおよび分散型アプリケーション(Dapp)プロバイダーであるメタマスク(MetaMask)は、ユーザーがポートフォリオDappから直接法定通貨で仮想通貨を購入できるようにする新機能を開始した。

MetaMask「Buy Crypto Seamlessly in MetaMask Portfolio(日本語訳:MetaMas ポートフォリオで仮想通貨をシームレスに購入)」より動画引用

メタマスクによる仮想通貨購入機能により、ユーザーはイーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、アービトラム(Arbitrum)、バイナンススマートチェーン(Binance Smart Chain)、アバランチコンセンサスチェーン(Avalanche Contract Chain)、ファントム(Fantom)、オプティミズム(Optimism)、セロ(Celo)を含む8つの異なるネットワークで90以上のトークンが購入できる。ただし、この動きは、法定通貨で暗号を購入するプロセスを簡素化することを目的としています。

日本語訳:
私たち MetaMaskのキツネは、仮想通貨の購入機能がPortfolio Dappにも存在し、シンプルでスムーズな購入の旅を提供することを発表できることを嬉しく思います。

なお、このサービスは、デビットカード、クレジットカード、PayPal、銀行振込、インスタントACHなど、さまざまな支払い方法をサポートしている。なお、この機能は、190カ国以上のユーザーが利用できるようになるとのことだ。

メタマスクの新機能の利用手順

メタマスクの新機能を使用するためにユーザーは、自分のウォレットをPortfolio Dappに接続するか、メタマスク拡張ウォレットの「購入」ボタンをクリックし、そこから地域や支払い方法、購入したいトークンとネットワークを選択していく。

「仮想通貨の購入」機能は、ユーザーの所在地や地域の規制など、さまざまな要因を考慮し、購入ごとにカスタマイズされた見積もりを提供する。ユーザーが見積もりを選択すると、第三者プロバイダーのサイトにリダイレクトされて取引が完了し、資金がメタマスクウォレットに直接入金される手順だ。

複数組織と提携することでユーザーを引き付けるメタマスク

メタマスクは、複数組織と提携し、新しいユーザーをそのプラットフォームに参加させている。

2022年に同社はPayPalと提携し、メタマスクユーザーがPayPalのプラットフォームを介してイーサリアム(ETH)を購入および転送できるようにした。メタマスクは最近、仮想通貨フィンテックプロバイダーのMoonPayとも統合され、ナイジェリアユーザーに即時銀行振込を使用して仮想通貨を購入するためのより簡単で安価な方法を提供している。

メタマスクの新しい「仮想通貨の購入」機能は、仮想通貨の購入と使用のプロセスをさらに簡素化し、世界中のユーザーがよりアクセスしやすくなると期待されている。