ナスダック上場のマラソンデジタルがSECの調査を受けて決算発表をキャンセル

マラソンデジタルが決算説明会を中止

ビットコインマイニングのパイオニアであるマラソンデジタル(Marathon Digital Holdings)は、予定されていた第4 四半期のWebキャストと電話会議をキャンセルした事を発表した。

同社は、最近のいくつかの収益報告で会計上の誤りを発見したと伝えられているSEC(米国証券取引委員会)からのコメントレター受け、対応する財務結果が延期され、後日再発表する予定とのこと。

2023年2月22日(水曜日)、Marathon Digital Holdings, Inc. は、SEC企業財務スタッフから、特定の会計問題に関するコメントレターを受け取っている。社内監査人と協議した後、同社取締役会の監査委員会は、2月27日(月曜日)、2022年12月31日に終了した会計年度フォーム10-Kによる同社の年次報告書に含まれる、監査済みの連結財務諸表が次のような結論に達している。2021年および以前に発行された2022年の中間期間の未監査の要約連結財務諸表は、特定の会計上の誤りのため、もはや再発行されるべきではないとのこと。

最新発表によると、これらの期間中の関連する収益リリースおよびその他の財務コミュニケーションは、もはや信頼されるべきではないとの結論に達しており、同社は必要な修正を行う予定のため、影響を受ける財務諸表を再表示する計画である。

マラソンデジタル社は決算を改める

仮想通貨マイニング会社がSECからコメントを受け取ったという事実と、影響を受ける財務諸表を修正するという監査委員会の決定により、同社は現時点で年次報告書を完成させて提出することができない。

マラソンデジタルは、フォーム12b-25をSECに提出する予定であり、規定の期日から15日以内に2022年のフォーム10-Kを提出する予定であると述べている。現在のところ、同社(MARA)の株価は7.5ドル(約1,000円)前後で取引されており、過去24時間で6.54%の大幅な上昇が記録されている。

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