Binanceが現地取引所を買収して韓国に再進出計画か

BinanceがGopaxの買収をほぼ完了か

世界最大の仮想通貨取引プラットフォームBinanceは、韓国で最も利用されている取引所の1つであるGopaxの買収をほぼ完了しており、同国の仮想通貨取引所を買収することで韓国市場へ再参入を計画しているのではないかとみられることが分かった。

日本語訳:
Decenter によると、Binance は最近 Gopax の買収に関するデューデリジェンスを完了しました。Gopaxは、韓国の5つの主要な取引所 であるUpbit、Bitsum、Coinone、Corbit、Gopaxの1つです。Binance は以前、日本とインドネシアの取引所の買収を発表しました。

今回分かった買収取引が成立すれば、Binanceが韓国市場に参入することになる。人気ブロックチェーンジャーナリストのコリン・ウー(Colin Wu)氏は、地元メディアの報道を引用して、Binanceが最近、Gopaxの買収に関するデューデリジェンス(※企業の経営状況や財務状況などを調査)を完了したとツイートしている。

BinanceのジャオCEOはすでに韓国への再参入を計画か

現地メディアの報道によると、Binance はクリスマス頃に買収を発表する予定だったが、取引の価値に関する土壇場での議論により計画が遅れたとのこと。

ジャオ・チャンペン(Zhao Changpeng)CEO(最高経営責任者)率いる同取引所は、Gopax の現CEOであり筆頭株主でもあるリー・ジュンヘン(Lee Jun-Haeng)氏から同取引所の株式41.2% を購入。Gopax は、Coinone、Upbit、Corbit、Bitsum と並んで、韓国の5大仮想通貨資産取引所の1つだ。さらにBinanceは、韓国市場を積極的に調査しており、これが最も安全なルートであることが判明したと述べている。

ジャオCEOは、現在2年以上続いている韓国市場への展開中断後、再進出の可能性をすでにほのめかしている。Binanceは、現地の規制当局との意見の相違により、韓国の関連会社を閉鎖しなければならない状況に置かれた。しかし、同社はこのような問題に対処するため、過去数年間に数え切れないほどのKYC、AML、コンプライアンスの従業員と取締役を雇っている。しかし、現段階でBinanceは買収に関して沈黙を守っている。