暗号通貨取引所Kraken(クラーケン)がFTXやアラメダ関連のアカウントを凍結
米国に拠点を置く暗号通貨取引所Kraken(クラーケン)は、「FTX Group、Alameda Research、およびその幹部」に関連するアカウントを全て凍結したことを発表した。
暗号通貨取引所KrakenはFTXの財産に関する最近の動向を積極的に監視し、法執行機関と連絡を取り、FTXに関連する『詐欺、過失、不正行為』に関連していると思われる特定の資金への口座アクセスが凍結されている。
11月13日のTwitter投稿では、暗号通貨取引所Krakenはアカウントが債権者を保護するために凍結したことが述べられている。
Kraken has spoken with law enforcement regarding a handful of accounts owned by the bankrupt FTX Group, Alameda Research and their executives. Those accounts have been frozen to protect their creditors.
Other Kraken clients are not affected. Kraken maintains full reserves.
— Kraken Exchange (@krakenfx) November 13, 2022
今回の暗号通貨取引所Krakenのアカウント凍結は、暗号取引所FTXが11月11日に、姉妹取引会社Alameda Researchを含む約130社からなるFTX Groupが米国で第11章破産を申請し、創業者のSam Bankman-Fried氏がCEOを辞職したと発表した後に行われている。
また、暗号通貨取引所Krakenのアカウントが関与したFTXのハッキング疑惑を受け、Krakenの最高セキュリティ責任者であるNick Percoco氏は11月12日にアカウント所有者の身元を認識していると述べ、その後、FTXがこの状況について声明を出すと発表した。
バハマ証券規制当局は、FTXが11月11日に同国の規制当局からバハマのユーザーに対して出金を促進するよう指示され、バハマ在住の利用者の出金を優先するよう指示したことを否定している。
FTXは犯罪的不正行為の可能性があるとして、ロイヤルバハマ警察の調査を受けている。