FTXジャパンがコールドウォレット残高公表、6,590万以上のXRPを保有
14日、現在破産申請の渦中にあるFTXの日本子会社「FTX Japan株式会社」がユーザー資産の管理状況について公表した。
同取引所におけるユーザー資産の内訳とコールドウォレット残高によると、コールドウォレット残高が、預り金を上回っていることがわかる。
XRPを例に見ると、ユーザー預り金が6,414万に対し、コールドウォレット残高は6,590万となっている。
この発表によるとユーザーの引き出しは問題ないように思えるが、現在も引き続き日本円出金サービスが停止しているため、ユーザーからは不安の声があがっている。
FTXジャパンは、FTX Trading Limitedによる米国連邦破産法第11章手続の申請にも含まれており、この影響により取引所がユーザーの個人資産を使用し他の債権者の決済に回される可能性についても懸念されている。
14日午前に行われた松野博一官房長官の会見でFTXの米連邦破産法11条申請による影響に関し、FTXジャパンには
金融庁・関東財務局が10日に資産保全など利用者保護に万全の措置を講じるよう行政処分を行っており、しっかりとモニタリングを行っていく。
と述べている。