バイナンスのCZ氏が仮想通貨の個人管理を促しTWTが暴騰
FTXの破産事件後に同社がハッキングを受け6億ドル相当の仮想通貨が流出をした。この事件を受けて世界最大級の仮想通貨取引所BinanceのChangpeng Zhaoは、Trust Walletを使用して暗号資産を個人で管理することを推奨するように呼びかけた。
「自己管理は基本的な人権だ。」とツイートした。
https://twitter.com/cz_binance/status/1591701128244518912?s=20&t=qvIe6OsCEMhZJnhI6L1n2A
続けて、暗号資産を自分で保管するために、バイナンスのセキュリティーに関する2年前の記事を掲載した。記事中には、下記方法が記載してある。
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基本的なセキュリティの概念
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仮想通貨の個人保管の方法
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中央集権の取引所に仮想通貨を保管する方法
Trust WalletのネイティブトークンTWTが記録的な暴騰
このツイートを受けて、Trust Walletの$TWTが前日比80%の記録的な暴騰をみせた。上昇が始まる前の価格は1.2ドルで、日曜日の午後には2.0394ドルを記録した。
https://twitter.com/cz_binance/status/1591804109224550401?s=20&t=K84p1QJ4oj1AZ9RiNBUFXw
CZ氏は、「@TrustWallet あなたの鍵とコイン」とツイートをし、投資家に向けて、大きな損失をこうむる可能性があるので、少額でテストをして新しいテクノロジーに慣れるように自己管理を強く薦めた。
Trust Walletは、2018年にバイナンスが買収をした分散型のホットウォレットだ。複数のチェーンやNFTにも対応している。
前回のバブルの終焉も中央集権の取引所のハッキングがトリガーとなっている。事件が起きてからではなく、普段から個人カストディーを徹底することが資産を守る唯一の方法となりそうだ。