イーロン・マスク氏がTwitter社買収完了予定に言及
イーロン・マスク（Elon Musk）氏は、進行中のTwitter社買収取引について、10月28日（金曜日）までに完了するべきだと語っている事が分かった。
一度は取引中止となり、世界中を騒がせたマスク氏によるTwitter社買収劇は、実際に行われる可能性がある。大手メディアBloombergによると、同氏はテレビ電話会議で、Twitter社との買収契約は10月28日に完了すると語った。同氏の電話会議は、買収資金を提供している金融機関とのものであり、同氏はこれら金融機関から130億ドル（約2兆円）の信用枠を開設している。
大手電気自動車メーカーであるTeslaと航空宇宙メーカーSpaceXのCEO（最高経営責任者）は 10月4日（火曜日）、当初の合意価格である440億ドル（約6.5兆円）でTwitter社の買収提案を更新。Twitter社はその後まもなくこれに合意した。前の契約と同じ条件に設定された新しい契約は、両当事者間の数カ月続いたの混乱の後に行われ、同氏は以前、Twitter がユーザー数について嘘をついていると非難。さらに、ユーザーアカウントの5%未満が偽物であることを証明するよう同社に要求し、最終的に買収契約を取り下げている。その見返りとして、Twitter社は同氏を契約違反で訴え、10億ドル（約1,472億円）の罰金を求めた。
イーロン・マスク氏はTwitters社全従業員の75%を削減の意向
マスク氏は、Twitter社の人員を、現在の約7,000人から2,500人に大幅に削減することを計画していると報じられており、これは全従業員の75%削減に当たる。
同氏は、最近のテスラの収支報告で、ソーシャルメディア大手Twitter社に対して、明らかに過大な支払いをしているが、同社の長期的な可能性は現在の形よりも桁違いに大きいと述べている。同氏は最新ニュースについて現段階でまだコメントしていないものの、Twitter投稿で、コンテンツのモデレーションと検閲に対して異なるアプローチを取る意向を繰り返し、次のように述べている。
ツイッターは可能な限り包括的であるべきで、広く異なる信念の間で活発に、時には敵意に満ちた議論を行うための公正なフォーラムとして機能するべきです。
