カルダノは技術開発によって主要プロジェクトに採用されている
すべての主要仮想通貨プロジェクトは、ビジネス拡大や効率達成のために、開発やアップグレードに何百万ドルも費やしている可能性があるが、カルダノ(Cardano/ADA)は“技術開発”による主要プロジェクトとして採用されていることが分かった。
Contora「New leader: Top crypto projects by technology development(日本語訳:技術開発によるトップ暗号プロジェクト)」より画像引用
仮想通貨プロジェクトの開発と成長を追跡するブロックチェーン情報収集会社であるContora(コントラ)が公表しているデータによると、カルダノブロックチェーンは集中的な開発活動を記録。
Contora「New leader: Top crypto projects by technology development(日本語訳:技術開発によるトップ暗号プロジェクト)」より画像引用
8月には350件以上のコミットでトップに立っている。特にイーサリアム(Ethereum)やソラナ(Solana)などの仮想通貨プロジェクトは、270 件以上のコミットで首位を維持。Contoraは、データ追跡アルゴリズムを変更し、すべての貢献者の GitHubリポジトリ(※貯蔵庫、倉庫、集積所と言う意味があり、ファイルや変更履歴などを格納するデータ構造の事)を再確認した後、チームがこの決定に達したことをブログの中で明らかにしており、次のように述べている。
データベース内のすべての仮想通貨プロジェクトについて追跡しているGitHubリポジトリを再確認し、開発者データを更新するためにいくつかの修正を行い、すべてのリポジトリを合理化した技術開発です。
カルダノはメインネットVasilアップグレードの準備中
カルダノは、データ追跡アルゴリズムを変更する決定について、開発者チームが技術別のトップ暗号プロジェクトの調査に関して同社に連絡した後に行われたことを明らかにした。
ブログでContoraは、GitHubのカルダノ財団(Cardano Foundation)プロファイルからのみGitHubリポジトリを追跡していると述べ、ある仮想通貨プロジェクトの開発者が追跡する別のプロファイルを提案したことで、全体像が変割ったと指摘。スマートコントラクトのアップグレードを中止して以降、カルダノは2022年の開発に関して最も活発なプロジェクトに浮上し、現在は複数ソリューションとアップデートに取り組んでいる。
最近、カルダノはステークプールオペレーターをアップグレードしており、カルダノノード1.35のアップデートは、待望のメインネットVasilハードフォーク起動に備え、最新ノードバージョンを準備するとのこと。同プロジェクトは、Vasilハードフォークに備えるため、現時点で多くの開発を展開しているが、UTxOブロックチェーンエクスプローラーなどの小さなソリューションをまだ備えている。