ティファニーとの提携後にCryptoPunk NFTの売上が248%増加

ティファニーがNFT市場に参入

CryptoPunksは、最も古いNFTプロジェクトの1として広く知られているが、そのCryptoPunksが高級ジュエリー&小売業者のティファニー(Tiffany&Co)社と提携し、24時間で販売量が248%以上増加した事が分かった。

日本語訳:
NFTを次のレベルに引き上げています。 CryptoPunksホルダー専用のNFTiffは、NFTをティファニーの職人によって手作りされたオーダーメイドのペンダントに変えます。また、ペンダントの追加のNFTバージョンを受け取ります。

NFT関連データを提供するCryptoSlamによると、CryptoPunk コレクションは前日に 1,279 ETH、約216万ドル(日本円で約2.8億円)を売り上げた事が判明。売上高の急増は、ティファニーが7月31日(日曜日)、「NFTiffs」と呼ばれるNFTの別ラインの立ち上げについてツイートした後に起こっている。同製品は、Cryptopunksの所有者が所有するNFTに似た、Cryptopunks所有者向けに作成されたデジタルおよび物理的なペンダントになるとのこと。

ティファニーは、NFTを次のレベルに引き上げているとツイート。CryptoPunk ペンダントは、NFT のカラーパレットに基づいて、18Kローズまたはイエローゴールドになるとのこと。ティファニーは、NFTiffs NFTが8月5日(金曜日)に開始され、最低価格は1ユニットあたり30ETH、または約50,000ドル(日本円で約665万円)になることをほのめかしている。なお、ティファニーは3月にTom SachsからOkapi NFTを購入し、同社のNFT業界への参入を示している。

アイコニックNFTプロジェクト

CryptoPunksは、イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーン上でNFTとしてトークン化され、ソフトウェアスタジオのLarva Labsによって作成された、アルゴリズムにより生成された 10,000の画像のコレクションであり、現CryptoArtムーブメントに大きく影響を与えている。

CryptoPunkのトレンドは予想外に広がり、シリコンバレーのCEO(最高経営責任者)、著名なベンチャーキャピタリスト、人気YouTuber、プロポーカープレーヤー、ビジネス界の要人がトレンド争いに巻き込まれている。また、2021年に大手カード決済処理業者であるVISAはCryptoPunkをイーサリアム150,000ドル相当(約2,000万円)で購入し、機関投資家によるトレンド認識を示している。